リンキング(音のつながり)や弱形のポイント

英会話をしているゴブリンと花子の図 英語の話し方

会話例(ネイティブ風カタカナ+リンキング解説)

この動画の音声は音読さんを使用しています。

1. 挨拶

Goblin:

  • Hey, good morning! How are you doing?

✅日本語訳

  • おはよう、元気?

🔊 カタカナ発音:

  • ヘイ、グッ モーニン! ハワユ ドゥーイン?

🔍 リンキングの詳細

  • How are you → ハワユ:「r」が弱くなり、母音同士がつながる。
  • morning → モーニン:「g」はほとんど発音されない。

👉 “Hey, …”

  • カジュアルな呼びかけ。「やぁ」「ねぇ」といったニュアンス。
  • フォーマルにはあまり使わず、友人・知人との会話に適している。
  • “Hi”“Hello” でもOKだが、“Hey” はよりフレンドリー。
  • 発音:ヘイ(短く、語尾を上げてもよい)。

👉 “Good morning!”

  • 午前中に使う挨拶。
  • ネイティブは実際には “Good mornin’!” と “g” を落として発音することが多い。
  • 昼は “Good afternoon”、夜は “Good evening”
  • 発音:グッ モーニン(“d” が弱く、「グッド」ではなく「グッ」)。

👉 “How are you doing?”

  • 「元気?」と聞く自然でカジュアルな表現。
  • “How are you?” より少しフレンドリー。
  • 他の言い換え:
    • “How’s it going?”(砕けた言い方)
    • “How are things?”(少し会話を広げたいとき)
  • 発音のつながり:
    • How are you → ハワユ(“are” が弱くなり「ワ」に近い)
    • doing → ドゥーイン(“g” はほとんど発音しない)

👉 発音注意点

  • **good → グッド ❌**ではなく グッ
  • **morning → モーニング ❌**ではなく モーニン
  • **How are you → ハウ アー ユー ❌**ではなく ハワユ

👉 まとめ:自然な会話の流れ

  • Hey, good morning! → カジュアルで明るい挨拶。
  • How are you doing? → 相手を気遣うカジュアルで自然な質問。
  • ネイティブらしくするコツは 語尾の “g” を落とす(morning → モーニン、doing → ドゥーイン)こと。

2. 名前を聞く

Hanako:

  • I’m good, thanks. What’s your name?

✅日本語訳

  • 元気です。あなたの名前は?

🔊 カタカナ発音:

  • アム グッ、サンクス。 ワッチャ ネイム?

🔍 リンキングの詳細

  • What’s your → ワッチャ:「ts」と「y」がつながり「ch」に近くなる。


👉 “I’m good” の使い方

  • 「I’m good.」はカジュアルな会話でよく使われる返事。
  • フォーマルな場やビジネスの場では “I’m fine, thank you.” の方が無難。
  • ただし “I’m fine” は、やや距離を感じさせる場合があるので、普段の会話では “I’m good.” の方が自然。

👉 “Thanks” と “Thank you”

  • 「Thanks」はカジュアル、「Thank you」は丁寧。
  • 親しい相手なら “Thanks.” で十分。

👉 “What’s your name?” の注意点

  • ストレートに名前を聞く表現で間違いではないが、初対面では少し直接的に聞こえることもある。
  • 柔らかく聞きたいなら:
    • “May I ask your name?”
    • “What should I call you?”
    • “I didn’t catch your name.”(名前を聞きそびれた時)

👉 発音注意点

  • I’m good → 「アイム グッ」ではなく「アム グッ」に近い。 “I” の “/aɪ/” が短く弱くなることが多い。
  • Thanks → 「サンクス」ではなく「センックス」に近い鼻音。
  • What’s your → ワッチャ とつながる(t + y → ch)。

3. 出身地

Goblin:

  • I’m Goblin. Nice to meet you. Where are you from?

✅日本語訳

  • ゴブリンです。はじめまして。どこの出身?

🔊 カタカナ発音:

  • アム ゴブリン。 ナイス トゥ ミーチュ。 ウェアーユ フロム?

🔍 リンキングの詳細

  • meet you → ミーチュ:「t + y」が「ch」音に変化。

👉 “I’m Goblin.”

  • 自己紹介の基本表現。
  • カジュアルに言うなら “I’m Goblin.” でOK。
  • フォーマルな場や丁寧にしたいときは “My name is Goblin.” が自然。
  • 発音:I’m → アム に近い。/m/ の後の小さい母音はあまり強調しない。

👉 “Nice to meet you.”

  • 初対面で必ず使える万能表現。
  • 返答は “Nice to meet you, too.” または “Nice meeting you.”
  • 発音:to → トゥ ではなく、弱くなり ナイストゥミーチュナイストゥミーチャ
  • 「to + you」が連結して “tchu” 音になるのがポイント。

👉 “Where are you from?”

  • 出身地を聞く自然な表現。
  • ❌ 日本人がよく間違えるのは “Where is your from?” → 文法的に誤り。
  • 丁寧にしたいなら:“May I ask where you’re from?”
  • フレンドリーな表現なら:“So, where are you from?”
  • 発音:Where are you → ウェアーユ で “r” が弱くなる。

👉 まとめ:会話の流れ

  • 「I’m Goblin.」はシンプルでカジュアル。
  • 「Nice to meet you.」は必須フレーズ。
  • 「Where are you from?」は文法ミスに注意。

4. 返答

Hanako:

  • I’m from Japan. How about you?

✅日本語訳

  • 日本から来ました。あなたは?

🔊 カタカナ発音:

  • アム フロム ジャパン。 ハワバウチュー?

🔍 リンキングの詳細

  • How about you → ハワバウチュー:「about you」がつながり「バウチュー」。

👉 “I’m from Japan.”

  • 出身地を伝える基本表現。
  • 日本人が間違えやすいのは “I’m come from Japan.” ❌ → 正しくは “I’m from Japan.” または “I come from Japan.”
  • 「from」と「Japan」の間はつなげて フロムジャパン → フロムジャパン
  • 発音:Japan → ジャパン ではなく、ジャペァン に近い。最初の「Ja」に強勢を置く。

👉 “How about you?”

  • 相手に同じ質問を返すときの定番フレーズ。
  • カジュアルで自然。フォーマルに言うなら “And you?” より “How about you?” の方が感じが柔らかい。
  • 会話で多用される短縮パターン:
    • “What about you?”(同じ意味で使える)
  • 発音:How about you → ハワバウチュー
    • 「about you」がつながって バウチュー に聞こえる。
    • ❌「アバウト ユー」と区切らないこと。

👉 まとめ:自然な会話の流れ

  • 自分の出身を言うときはシンプルに I’m from ~ が基本。
  • 相手に聞き返すときは How about you? が最も自然で万能。

5. 仕事

Goblin:

  • I’m from Canada. So, what do you do for work?

✅日本語訳

  • カナダです。仕事は何してるの?

🔊 カタカナ発音:

  • アム フロム キャナダ。 ソー、ワダヤ ドゥ フォ ワーク?

🔍 リンキングの詳細

  • What do you → ワダヤ:「t」が柔らかく「d」に。

👉 “I’m from Canada.”

  • 自分の出身を伝えるフレーズ。
  • ❌ “I’m come from Canada.” は誤り。
  • 正しくは “I’m from Canada.” または “I come from Canada.”
  • 発音:Canada → キャナダ(最後の「da」は弱く「ダ」に近い)。

👉 “So, what do you do for work?”

  • 仕事を聞くときの自然なフレーズ。
  • “What’s your job?” でも意味は通じるが、少し直接的・不自然に感じられることもある。
  • ネイティブはよく “What do you do?” だけで「仕事は何?」の意味になる。
  • より丁寧にするなら:
    • “May I ask what you do for work?”

👉 発音のポイント

  • What do you → ワダヤ / ワドゥヤ
    • 「t」が柔らかい「d」っぽく変化。
  • do for → ドゥフォァ
    • 「for」は弱くなり「フォァ」。
  • 全体:ワダヤ ドゥ フォ ワーク?

👉 まとめ:自然な会話の流れ

  • 出身を伝えたあとに「仕事は?」と聞くのは自己紹介の定番。
  • ただし直接「What’s your job?」より “What do you do?” の方が自然で会話っぽい。


6. 返答

Hanako:

  • I work at a company in Tokyo. What about you?

✅日本語訳

  • 東京の会社で働いています。あなたは?

🔊 カタカナ発音:

  • アイ ワークァラ カンパニー イン トーキョウ。 ワラバウチュー?アイ ライク ミュージックァン リーディン。 サムタイムズァイ プレイ テニス トゥー。

🔍 リンキングの詳細

  • work at a → ワークァラ:「k」と「at」がつながり「クァ」。
  • What about you → ワラバウチュー:「t」が弱く「ラ」に近くなる。

👉 “I work at a company in Tokyo.”

  • 自分の勤務先を説明する自然な表現。
  • ❌ “I’m working at company.” と “a” を抜く間違いに注意。必ず “a company”
  • in Tokyo は「東京で」を意味する自然な表現。
  • 発音のつながり:
    • work at a → ワークァラ(“k” と “at” がつながり「クァ」音になる)
    • company in → カンパニーイン → カンパニィン(母音がつながりやすい)

👉 “What about you?”

  • 相手に同じ質問を返すときの自然なフレーズ。
  • How about you? と同じ意味で、互換的に使える。
  • 少しくだけたニュアンスなら “What about you?”、より無難なのは “How about you?”。
  • 発音:ワラバウチュー(“t about you” がつながって「ラバウチュー」)

👉 発音注意点

  • work → 「ウォーク ❌」ではなく「ワーク(ʌ音寄り)」
  • company → 「カンパニー」ではなく「カンパニィ」
  • Tokyo → 「トーキョウ」より「トウキョウ(TOH-kyoh)」に近い

👉 まとめ:自然な会話の流れ

  • I work at a company in Tokyo. → 正しい冠詞 “a” を忘れないこと。
  • 相手に質問を返すときは What about you? / How about you? が最適。


7. 趣味

Goblin:

  • I’m a teacher. Do you have any hobbies?

✅日本語訳

  • 先生をしています。趣味はある?

🔊 カタカナ発音:

  • アマ ティーチャー。 ドゥヤヴ エニ ホビーズ?

🔍 リンキングの詳細

  • Do you have → ドゥヤヴ:「do you」が「ドゥヤ」

👉 “I’m a teacher.”

  • 自分の職業を伝える基本フレーズ。
  • ❌ “I’m teacher.” と冠詞 “a” を抜く間違いに注意。必ず “I’m a teacher.”
  • 発音:I’m a → アマ(「m」と「a」がつながって短くなる)。

👉 “Do you have any hobbies?”

  • 趣味をたずねる定番フレーズ。
  • よりカジュアルには:
    • “Do you have any hobbies?” → “Do you have hobbies?”
    • “What do you like to do in your free time?”(自由時間に何してる?)
  • 発音のつながり:
    • Do you → ジュ(「ドゥユー」ではなく弱まって「ジュ」)
    • have any → ハヴェニ
  • 全体:ジュ ハヴェニ ホビーズ?

👉 発音注意点

  • teacher → 「ティーチャー」ではなく ティーチャ(rが弱い)
  • hobbies → 「ホビー」ではなく ハビーズ(語尾の “s” は /z/ 音)

👉 まとめ:自然な会話の流れ

  • 職業紹介の後に「趣味は?」と聞くのは会話を広げる自然な流れ。
  • Do you have any hobbies? は丁寧で自然。さらに柔らかい表現は What do you like to do?

8. 趣味を答える

Hanako:

  • I like music and reading. Sometimes I play tennis, too.

✅日本語訳

  • 音楽や読書が好きです。たまにテニスもします

🔊 カタカナ発音:

  • アイ ライク ミュージックァン リーディン。 サムタイムズァイ プレイ テニス トゥー。

🔍 リンキングの詳細

  • music and → ミュージックァン:「d」が弱まり「クァン」。
  • times I → タイムズァイ:「s」と「I」がつながる。

👉 “I like music and reading.”

  • 自分の趣味を伝えるシンプルで自然な表現。
  • ❌ “I like musics.” と複数形にしない。music は不可算名詞。
  • 発音のつながり:
    • music and → ミュージックァン(“c” と “and” がつながり、/kænd/ の “d” が弱まる)
    • reading → リーディン(“g” は弱く発音)

👉 “Sometimes I play tennis, too.”

  • 趣味を追加するときに便利な言い方。
  • sometimes の位置は柔軟だが、ネイティブは文頭か文末に置くことが多い。
    • “I sometimes play tennis.” もOK。
  • 発音のつながり:
    • Sometimes I → サムタイムズァイ(“s” と “I” がつながる)
    • tennis, too → テニストゥー(「ス」と「t」が連結して軽く「ストゥー」)

👉 発音注意点

  • music → ミュージックではなく ミュージック(z音を強調:ミュージズィック)
  • **reading → リーディング ❌**ではなく リーディン
  • tennis → テニスではなく テニス(短めに切る)

👉 まとめ:自然な会話の流れ

  • 趣味を列挙するときは I like A and B. が便利。
  • 趣味を追加するときは tooalso をつけると自然。
  • ネイティブっぽい発音には 語尾の子音を弱める(reading → リーディン)ことが大切。


9. 困ってることは?

Goblin:

  • Sounds fun! By the way, do you need anything?

✅日本語訳

  • いいね!ところで、何か困ってることある?

🔊 カタカナ発音:

  • サウンズ ファン! バイ ザ ウェイ、ジュニード エニシン?

🔍 リンキングの詳細

  • do you need → ジュニード:「d」と「you」が「ジュ」。

👉 “Sounds fun!”

  • 相手の話に対して「楽しそうだね!」とリアクションする自然なフレーズ。
  • 似た表現:
    • “That sounds great!”(とても良さそう!)
    • “Sounds interesting.”(面白そうだね)
  • 発音:
    • Sounds → サウンズ(dの発音はほとんど聞こえない)
    • fun → ファン(「ファーン ❌」ではなく短く「ファン」)

👉 “By the way, …”

  • 会話の流れを変えるときに使う便利なフレーズ。
  • 日本語の「ところで」「ちなみに」に相当。
  • フォーマルには “Incidentally” だが、日常会話では使わない。
  • 発音:バイザウェイ(the が弱くなり「ザ」)。

👉 “Do you need anything?”

  • 「何か必要なものはある?」という意味。
  • 旅行先や案内中に相手を気遣うときの表現。
  • より丁寧にするなら:
    • “Is there anything you need?”
    • “Do you need any help?”
  • 発音のつながり:
    • Do you → ジュ
    • need anything → ニード エニシン(g は弱く消える)

👉 発音注意点

  • **anything → エニシング ❌**ではなく エニシン
  • **do you → ドゥユー ❌**ではなく ジュ
  • fun → ファンを「ファーン」と伸ばさない

👉 まとめ:自然な会話の流れ

  • Sounds fun! は会話を盛り上げるリアクションに便利。
  • By the way で話題を切り替え、相手を気遣う質問につなげるのが自然。
  • 発音は「省略」や「つながり」に注意するとネイティブに近づく。


10. トイレを聞く

Hanako:

  • Actually… where’s the restroom?

✅日本語訳

  • 実は…トイレはどこですか?

🔊 カタカナ発音:

  • アクチュアリィ… ウェアズ ザ レストルーム?

👉 “Actually…”

  • 「実はね…」「えっと…」と前置きする自然なフレーズ。
  • 会話の雰囲気をやわらげて、いきなり質問するのを避ける効果がある。
  • 発音:アクチュアリィ(「アクチュアリー ❌」ではなく語尾を弱める)

👉 “Where’s the restroom?”

  • トイレの場所を聞く丁寧で自然な表現。
  • ❌ “Where is toilet?” は不自然(直訳っぽく、英語では便器を指すことも)。
  • アメリカ英語:restroom / bathroom が一般的。
  • イギリス英語:toilet / loo も使われる。
  • 発音:
    • Where’s the → ウェアズァ(r と the がつながる)
    • restroom → レストルーム → レストゥルーム(t が弱くなる)

👉 会話での柔らかい言い方

  • “Could you tell me where the restroom is?”(より丁寧)
  • “Excuse me, where’s the bathroom?”(声をかけるときに自然)

👉 発音注意点

  • **restroom → レストルーム ❌**ではなく レスルーム(t が弱化)
  • **where’s → ホウェア イズ ❌**ではなく ウェアズ
  • **actually → アクチュアリー ❌**ではなく アクチュアリィ

👉 まとめ:自然な会話の流れ

  • Actually… を添えると唐突さがなくなる。
  • トイレを聞くときは restroom / bathroom を使うと丁寧で自然。
  • ❌「Where is toilet?」は避けること。

11. 道案内

Goblin:

  • Oh, it’s over there.

✅日本語訳

  • あそこですよ

🔊 カタカナ発音:

  • オー、イッツ オウヴァ ゼア。

🔍 リンキングの詳細

  • over there → オウヴァゼア:「r」が弱く「ゼア」。

👉 “Oh, …”

  • 相手の質問に答えるときの「おぉ」「あっ」という自然な言い出し。
  • ネイティブは「Oh」や「Well」を会話の前置きによく使う。
  • 発音:オゥ(短く軽く)

👉 “It’s over there.”

  • 「あそこにあるよ」というシンプルで自然な答え。
  • ❌ “It is on there.” は誤り。「on」は不要。
  • 「over there」は「向こうに/あっちに」を表す口語表現。
  • 発音のつながり:
    • It’s over → イッツォウヴァ(“s” と “o” がつながる)
    • over there → オウヴァゼア(“r” が弱く、there の th は有声音 /ð/)

👉 バリエーション

  • “It’s right over there.”(すぐそこだよ)
  • “It’s just over there.”(ちょうどあそこです)
  • “Over there.”(指差しながら短く答える)

👉 発音注意点

  • **over → オーヴァー ❌**ではなく オウヴァ
  • there → ゼア(th は /ð/、日本人は「デア」と誤発音しがち)
  • It’s → イッツ(母音を入れず「イット イズ」と区切らない)

👉 まとめ:自然な会話の流れ

  • 「Oh, it’s over there.」は会話の中でとてもよく使うフレーズ。
  • ❌「It is on there.」や「It is in there.」を不用意に使うと不自然になる。
  • ネイティブらしさのカギは “over there → オウヴァゼア” のつながりと “th” の発音。


12. 一日の感想

Hanako:

  • Thanks! By the way, how was your day?

✅日本語訳

  • ありがとう!ところで、今日はどんな一日でしたか?

🔊 カタカナ発音:

  • サンクス! バイ ザ ウェイ、ハワズ ユア デイ?

👉 “Thanks!”

  • シンプルでカジュアルな「ありがとう」。
  • Thank you より軽くてフレンドリー。
  • さらに丁寧にしたければ “Thank you very much.”
  • 発音:センックスに近い鼻音。「サンクス ❌」と硬く言いすぎない。

👉 “By the way, …”

  • 話題を切り替えるときの定番フレーズ。「ところで」「ちなみに」に相当。
  • ネイティブ会話ではとてもよく使う。
  • 代わりに “Anyway, …” も使えるが、ニュアンスが少しくだける。
  • 発音:バイザウェイ(“the” が弱まって「ザ」)

👉 “How was your day?”

  • その日の様子を聞くとても自然なフレーズ。
  • 親しい人への定番の会話スタートにもなる。
  • バリエーション:
    • “How’s your day been?”(一日の流れを振り返るニュアンス)
    • “Did you have a good day?”(優しく聞く言い方)
  • 発音のつながり:
    • How was → ハウワズ(“w” が弱く滑らかにつながる)
    • your day → ユァ デイ(“your” は弱くなるので「ヨア」ではなく「ユァ」)

👉 発音注意点

  • Thanks → センックス(「サンクス」では硬すぎる)
  • was → ワズ(「ワス ❌」ではない)
  • **your → ヨア ❌**ではなく ユァ

👉 まとめ:自然な会話の流れ

  • 感謝を伝えた後に「By the way」で話題を切り替えるのは自然。
  • “How was your day?” は親しい人との日常会話でとてもよく使える。
  • 発音では “ハウワズ ユァデイ” の流れを意識するとネイティブっぽい。


13. 忙しい日

Goblin:

  • Pretty busy, but good. How about you?

✅日本語訳

  • けっこう忙しかったけど良い一日だったよ。君は?

🔊 カタカナ発音:

  • プリリィ ビジー、バッ グッド。 ハワバウチュー?

👉 “Pretty busy, …”

  • 「かなり忙しかった」という意味。
  • pretty は「かわいい」以外に「けっこう/かなり」という副詞としてよく使う。
  • 例:pretty good(かなり良い), pretty hard(かなり大変)
  • 発音:プリリィに近い(t が軽く弾かれて「リ」音になることが多い)。

👉 “… but good.”

  • 「でも良かったよ」とポジティブにまとめるフレーズ。
  • シンプルだが会話らしい自然な言い方。
  • It was busy, but it was good. を省略した口語形。
  • 発音:バッ グッド(but の t は脱落気味)。

👉 “How about you?”

  • 相手に同じ質問を返すときの基本フレーズ。
  • 似た表現に “What about you?” があり、ほぼ同じ意味。
  • 発音:ハワバウチュー(about you がつながって「バウチュー」)。

👉 発音注意点

  • **pretty → プリティ ❌**ではなく プリリィ(/t/ がフラップ化して /r/ に近くなる)
  • busy → ビジー(/z/ 音。❌「ビスィ」にならないように)
  • **but → バット ❌**ではなく バッ(t が弱まる)

👉 まとめ:自然な会話の流れ

  • “Pretty busy, but good.” は一日の感想としてとても自然。
  • 省略形で短く言う方が会話っぽく、ネイティブはこう表現する。
  • 相手に返すときは “How about you?” で会話をスムーズにつなげられる。


14. 疲れとお腹

Hanako:

  • I’m a bit tired… and hungry!

✅日本語訳

  • ちょっと疲れていて…それにお腹すいた!)

🔊 カタカナ発音:

  • アマ ビッ タイアード… エン ハンガリィ!

👉 “I’m a bit tired…”

  • a bit = 「少し/ちょっと」。「a little」と同じ意味だが、よりカジュアル。
  • ❌「I’m bit tired」→ “a” を抜くと不自然。必ず a bit
  • 発音:
    • I’m a → アマ(I’m と a がつながる)
    • bit tired → ビッ タイアード(tired の /r/ は弱く、最後の d はほとんど聞こえない)

👉 “… and hungry!”

  • 「そしてお腹すいた!」
  • ❌「I’m hungry and tired.」もOKだが、このように分けると感情が強調される。
  • 発音:
    • and → エン / n(弱形では「アンド」ではなく「ン」)
    • hungry → ハンガリィ(「ハングリー ❌」ではない)

👉 会話での自然な言い換え

  • “I’m kind of tired.”(ちょっと疲れてる)
  • “I’m so hungry!”(めっちゃお腹すいた)
  • “I’m a little tired and kinda hungry.”(弱めで柔らかい言い方)

👉 発音注意点

  • **bit → ビット ❌**ではなく ビッ(短く切る)
  • tired → タイアード(❌「タイヤード」にならないように)
  • hungry → ハンガリィ(❌「ハングリー」ではない)

👉 まとめ:自然な会話の流れ

  • 「I’m a bit tired… and hungry!」は、気持ちを少し大げさに表現して会話を盛り上げるときにぴったり。
  • 発音では “and → n” に弱めることと hungry → ハンガリィ がネイティブっぽさのコツ。

15. 食べに行こう

Goblin:

  • Haha, don’t worry. Let’s get something to eat!

✅日本語訳

  • 笑、心配しないで。何か食べに行こう!

🔊 カタカナ発音:

  • ハハ、ドン ワリィ。 レッツ ゲッ サムシン トゥ イート!

🔍 リンキングの詳細

  • something to → サムシントゥ → サムシンナ(省略されやすい)

👉 “Haha, …”

  • ネイティブは「Haha」「Hehe」「LOL」など、笑いを言葉にして軽く入れることが多い。
  • 実際の会話では声のトーンで表すことが多い。

👉 “Don’t worry.”

  • 「心配しないで」「大丈夫だよ」という定番フレーズ。
  • ❌「No worry」や「Don’t mind」では不自然。
  • 柔らかく言いたいなら:
    • “It’s okay.”
    • “No problem.”
  • 発音:ドン ワリィ(don’t の “t” はほとんど発音されない)

👉 “Let’s get something to eat!”

  • 「何か食べに行こう!」と誘う自然な表現。
  • something to eat のつながりがポイント。
  • 発音のつながり:
    • Let’s get → レッツゲッ(t が弱くなる)
    • something to → サムシントゥ → サムシンナ(“to” が “t” 音でなく “n” 音に弱化することもある)
    • to eat → トゥイート → トゥイー(自然な会話では滑らかに)

👉 発音注意点

  • **don’t → ドント ❌**ではなく ドン
  • worry → ワーリィ(❌「ウォーリー」ではない)
  • **something → サムシング ❌**ではなく サムシン

👉 まとめ:自然な会話の流れ

  • 軽く笑って「Don’t worry」と安心させるのは、ネイティブらしい優しいリアクション。
  • 「Let’s get something to eat!」は友人同士でよく使う誘い文句。
  • ネイティブっぽさのポイントは “something to eat → サムシンナ イート” の滑らかなリンキング。


💡まとめ:学習ポイント

  • tとyの結合 → ch音(What do you → Whatcha / meet you → ミーチュ)
  • 母音どうしのつながり(How are you → ハワユ / work at a → ワークァラ)
  • 弱形の多用(don’t worry → ドンワリィ / and → n / of → əv)
  • 発音注意
    • 「work(仕事)」→「ウォーク ❌」ではなく「ワーク(ʌ音に近い)」
    • 「hungry」→「ハングリー ❌」ではなく「ハンガリィ」
    • 「restroom」→「レストルーム」ではなく「レスルーム(tが弱くなる)」
  • 言い方注意
    • 「Toilet」は直訳的で外国では場によって失礼に聞こえることも →「restroom」「bathroom」が無難。
    • 「What’s your age? ❌」より「How old are you?」が自然。
    • 「Busy! ❌」だけで答えるとぶっきらぼうに聞こえる →「I was busy.」など文にすると柔らかい。

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