- see you againのネイティブ発音のコツ
- 例文① “It’s been a long day …”(コーラスの冒頭)
- 例文② “Without you, my friend”(コーラス)
- 例文③ “I’ll tell you all about it …”(コーラス)
- 例文④ “When I see you again”(コーラスのキーフレーズ)
- 例文⑤ “How can we not talk about family when family’s all that we got?”(ラップ)
- 🟦 ネイティブが会話で自然に使う「音のつながり例」10選
- 例文① “It’s been a long day; I’ll tell you about it later.”
- 例文② “Without you, it’s been hard to focus today.”
- 例文③ “When I see you again, we’ll talk about it.”
- 例文④ “We should not talk about family at work.”
- 例文⑤ “Family’s all that we’ve got right now.”
- 例文⑥ “I’ll tell you all about it when I see you again.”
- 例文⑦ “How can we not talk about it when it’s urgent?”
- 例文⑧ “We got through it without you, my friend.”
- 例文⑨ “It’s been a long day, and without you here it felt longer.”
- 例文⑩ “I think that we should not talk about family until I see you again.”
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see you againのネイティブ発音のコツ
例文① “It’s been a long day …”(コーラスの冒頭)
✅日本語訳
- 「長い一日だったよ……」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
- イツビンナ ロン(ン)デイ
🔍リンキングの詳細
- It’s been → /ɪts bɪn/:[t]の破裂が弱い/無声化し、[s]と[b]が連結して「イツビン」に。
- long day → /lɔŋ deɪ/:「ng+d」で**[ŋd]となり、“g”は聞こえない**→「ロンデイ」。
- 全体に機能語(It’s, a)が弱化し、内容語(long, day)に強勢。
💡ポイント:舌の形と位置
- [ts]:舌先を上歯茎(上前歯の後ろ)に軽く当ててすぐ離す。
- [ŋ]:舌後部を軟口蓋に当てる(舌先は下にリラックス)。
- [d]:舌先が歯茎に触れて素早くタップ。
💡ポイント:口の形
- It’sは小さめの横開き→longでやや丸め、dayで前にすぼめる。
💡ポイント:息の吐き方
- It’sの破裂は最小限、long dayで滑らかに息を流す。
💡ポイント:声の出し方
- 強弱のコントラストをつけ、long / dayにピッチと音量をやや乗せる。
例文② “Without you, my friend”(コーラス)
✅日本語訳
- 「君がいなくて、友よ」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
- ウィザウチュー,マイ フレン(ド)
🔍リンキングの詳細
- without you → /wɪˈðaʊt juː/:/t + j/ が**[t͡ʃ](チュ)に同化**→「ウィザウチュー」。
- you, my → /juː maɪ/:母音連結で「ユーマイ」→弱く聞くと「ユーマイ→ユマイ」。
- friend 語末 /d/ は文中では脱落気味(弱破裂/無声化)。
💡ポイント:舌の形と位置
- /ð/:舌先を上前歯の裏に軽く当てる(噛みすぎない)。
- /t͡ʃ/(チュ):tの舌先→歯茎、ʃで舌前部を少し盛り気味。
💡ポイント:口の形
- withoutは横→youで少し丸め、myで軽い横開き。
💡ポイント:息の吐き方
- /ð/ は声帯を鳴らしながら柔らかく摩擦、/t͡ʃ/ は一気に吐く。
💡ポイント:声の出し方
- youに軽い強勢、friendは語尾を短く抑えると自然。
例文③ “I’ll tell you all about it …”(コーラス)
✅日本語訳
- 「また会えたら全部話すよ」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
- アル テリュー オラバウリッ(ト)
🔍リンキングの詳細
- I’ll →アルのルを発音する時は、舌を上の歯の内側歯茎との逆目にあててルと発音します
(発音すればわかると思いますが、音声としてはウに聞こえると思います) - tell you → /tɛl ju/:/lj/ で**[lj]→[lj]/[j]滑音**が立ち、「テリュー」に近い。
- all about → /ɔːl əˈbaʊt/:l+əで暗い[l]から母音へ滑らかに連結。
- about it → /əˈbaʊt ɪt/:t + ɪでtがフラップ[ɾ]化→「アバウリッ(ト)」。
💡ポイント:舌の形と位置
- l:舌先を歯茎、舌後部はやや上げて暗い[l]。
- [ɾ]:舌先で軽く一瞬タップ(日本語の「ラ行」に近いが短く)。
💡ポイント:口の形
- allで丸め→aboutで中央に戻す→itで軽く横。
💡ポイント:息の吐き方
- フラップは息を止めない。**一息で“All about it”**まで運ぶ。
💡ポイント:声の出し方
- tell / all / boutにリズム的な強勢、機能語(you, it)は弱く。
例文④ “When I see you again”(コーラスのキーフレーズ)
✅日本語訳
- 「また君に会えたら」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
- ウェナイ スィーユアゲン(→スィーヤゲン)
🔍リンキングの詳細
- when I → /wɛn aɪ/:n + aɪが滑らかに連結→「ウェナイ」。
- see you → /siː ju/:/j/ 挿入で「スィーヤ」化、youは弱化で「ヤ」寄り。
- you again → /ju əˈgɛn/:/ju ə/ が**[juwə]に→「ユワ**ゲン」。
💡ポイント:舌の形と位置
- /n/ は上歯茎、/j/ は舌前部を硬口蓋に近づける。
- /g/ は奥(軟口蓋)で破裂、直後の母音へすぐ抜ける。
💡ポイント:口の形
- seeで横広がり、youでわずかに丸め、againは弱く短め。
💡ポイント:息の吐き方
- 一息で“When I see you again”。子音間で息を止めない。
💡ポイント:声の出し方
- メロディに合わせてsee / againに強勢、when / I / youは軽く。
例文⑤ “How can we not talk about family when family’s all that we got?”(ラップ)
✅日本語訳
- 「家族のことを語らずにいられるわけがないだろ。家族こそ俺たちのすべてなんだから」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
- ハウカンウィ ナッ トークアバウファミリ/…ファミリーズ オール ザッ ウィ ガッ
🔍リンキングの詳細
- not talk → /nɑt tɔːk/:/t t/ が連鎖し最初の[t]が弱化/無声化→「ナッ トーク」。
- about family → /əˈbaʊt ˈfæm(ə)li/:t + fでtが弱破裂、aboutは**[əˈbaʊ]**まで短く。
- family’s all → /ˈfæm(ə)liz ɔːl/:z+ɔが連結→「ファミリーズオール」。
- that we → /ðæt wi/:/t + w/でtが弱化し「ザッウィ」。
- we got → /wi ɡɑt/:語尾tの弱化→「ウィ ガッ」。
💡ポイント:舌の形と位置
- /ð/:舌先を上前歯の裏にそっと(押しつけない)。
- /t/ 弱化:舌先は歯茎に触れても破裂最小限。
- /f/:上前歯と下唇で軽い摩擦。
💡ポイント:口の形
- aboutのə-は小さく、familyのæは縦に開く。
- allで丸め→we / gotで戻す。
💡ポイント:息の吐き方
- 摩擦音(/f, ð/)は細い息、破裂音(/t, g/)は最小限で流れを切らない。
💡ポイント:声の出し方
- ラップは等間隔リズム。意味語(family, all, got)にビート合わせの強勢を置くとハマる。
参考:フレーズの出典は**公式MV(音源)**および一般的な歌詞掲載ページを確認しています。曲の基本情報はウィキペディアも参照。 (YouTube, ウィキペディア)
🟦 ネイティブが会話で自然に使う「音のつながり例」10選
「see you again」の歌詞から取り上げた単語・表現(リエゾンやリンキングで音が変化するもの)をベースに、実際の会話でネイティブが使う発音の変化を含んだ例文を10個ご紹介します。
例文① “It’s been a long day; I’ll tell you about it later.”
✅日本語訳
- 「長い一日だったよ。後でそのこと全部話すね。」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
- イツビンナ ロン(ン)デイ/アイル テリュー アバウリッ レイラー
🔍リンキングの詳細
- It’s been:/ɪts bɪn/ の [t]弱化+ [s]→[zb]連結 →「イツビン」
- long day:/lɔŋ deɪ/ で [ŋ]+[d](gは聞こえにくい) →「ロン(ン)デイ」
- about it:/əˈbaʊt ɪt/ の t→フラップ[ɾ] →「アバウリッ」
💡ポイント:舌の形と位置
- [ŋ]:舌後部を軟口蓋に当てる/舌先は下でリラックス
- [ɾ]:舌先を歯茎に軽くタップ(一瞬)
💡ポイント:口の形
- longでやや丸め、dayで前にすぼめる
- aboutの**ə-**は小さく曖昧に
💡ポイント:息の吐き方
- It’sの破裂は最小限、long day〜about itは一息で滑らかに
💡ポイント:声の出し方
- 内容語 long / day / tell / about を強め、機能語は弱めに
例文② “Without you, it’s been hard to focus today.”
✅日本語訳
- 「君なしでは、今日は集中するのが大変だった。」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
- ウィザウチュー,イツビン ハードゥ フォカス トゥデイ
🔍リンキングの詳細
- without you:/wɪˈðaʊt juː/ の t + j → [t͡ʃ](チュ)
- it’s been:/ɪts bɪn/ の [ts]→[zb]連結 →「イツビン」
- hard to:/hɑːrd tu/ の d + t は d弱化→「ハー(ル)トゥ」
💡ポイント:舌の形と位置
- /ð/:上前歯の裏に舌先(噛み過ぎない)
- /t͡ʃ/:舌先歯茎→摩擦+破裂を一緒に
💡ポイント:口の形
- youでやや丸め、hardで縦開き、toは小さく
💡ポイント:息の吐き方
- /ð/ は声を乗せて柔らかく、/t͡ʃ/ は短く鋭く吐く
💡ポイント:声の出し方
- hard / focus / today をやや強め、前半は流して
例文③ “When I see you again, we’ll talk about it.”
✅日本語訳
- 「また会えたら、そのこと話そう。」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
- ウェナイ スィーヤゲン,ウィル トーク アバウリッ
🔍リンキングの詳細
- when I:/wɛn aɪ/ → n + aɪ 連結で「ウェナイ」
- see you:/siː ju/ → yグライド挿入で「スィーヤ」
- about it:/əˈbaʊt ɪt/ → t→[ɾ] で「アバウリッ」
💡ポイント:舌の形と位置
- /n/:歯茎で軽く接触、すぐaɪへ
- [ɾ]:歯茎を一瞬タップして通す
💡ポイント:口の形
- seeは横広がり、youで軽く丸め、againは弱く短く
💡ポイント:息の吐き方
- 句全体を一息で、子音間で息を止めない
💡ポイント:声の出し方
- see / again / talk にリズム上の強勢
例文④ “We should not talk about family at work.”
✅日本語訳
- 「職場では家族の話はしないほうがいい。」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
- ウィ シュ(ド) ナッ トーク アバウ ファミリ アッ ワーク
🔍リンキングの詳細
- not talk:/nɑt tɔːk/ の t + t で最初のt弱化→「ナッ トーク」
- about family:/əˈbaʊt ˈfæm(ə)li/ で t + f、t弱破裂
- family at:/ˈfæm(ə)li æt/ の y + æ が滑らかに→「ファミリ アッ」
💡ポイント:舌の形と位置
- /t/:歯茎で触れて破裂最小限
- /f/:上前歯と下唇で軽い摩擦
💡ポイント:口の形
- aboutのə-は小さく、familyのæはしっかり縦開き
💡ポイント:息の吐き方
- t弱破裂で息の流れを切らない
💡ポイント:声の出し方
- not / talk / family / work をやや強調
例文⑤ “Family’s all that we’ve got right now.”
✅日本語訳
- 「今は家族こそが全てだよ。」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
- ファミリーズ オール ザッ ウィヴ ガッ ライト ナウ
🔍リンキングの詳細
- family’s all:/ˈfæm(ə)liz ɔːl/ の z + ɔː 連結 →「…ズオール」
- that we’ve:/ðæt wiːv/ の t + w → t弱化 →「ザッ ウィヴ」
- we’ve got:語末 got の t弱化/無声化 →「ガッ」
💡ポイント:舌の形と位置
- /ð/:舌先を上前歯の裏へ軽く
- /v/:上前歯+下唇で有声摩擦
💡ポイント:口の形
- allは丸めを大きめに、rightは横開きから素早く閉じる
💡ポイント:息の吐き方
- z→ɔ は息を途切れさせず、gotのtは息だけで切る感じ
💡ポイント:声の出し方
- family / all / got / now を強め、他は弱く
例文⑥ “I’ll tell you all about it when I see you again.”
✅日本語訳
- 「また会えたら全部話すよ。」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
- アル テリュー オラバウリッ/ウェナイ スィーヤゲン
🔍リンキングの詳細
- tell you:/tɛl ju/ の l + jで滑音連結 →「テリュー」
- all about it:l + ə が滑らか→ t→[ɾ] で「オラバウリッ」
- when I / see you:前出同様 n+aɪ, yグライド で連結
💡ポイント:舌の形と位置
- 暗い[l]:舌先歯茎+舌後部やや上げ
- [ɾ]:歯茎を軽くタップ
💡ポイント:口の形
- allはしっかり丸め、about / itは小さめ
💡ポイント:息の吐き方
- tell you all about it を一息で流す
💡ポイント:声の出し方
- tell / all / about にアクセント、機能語は弱音
例文⑦ “How can we not talk about it when it’s urgent?”
✅日本語訳
- 「急ぎなのに、どうして話さないでいられるの?」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
- ハウ カン ウィ ナッ トーク アバウリッ/ウェン ニッツ アージェント
🔍リンキングの詳細
- not talk:t + tで最初のt弱化 →「ナッ トーク」
- about it:t→[ɾ] →「アバウリッ」
- when it’s:/wɛn ɪts/ → n + ɪ 連結、it’sの**[t]弱化**
💡ポイント:舌の形と位置
- [ɾ]:ラ行より短くタップ
- /t/ 弱化:歯茎接触のみで破裂最小限
💡ポイント:口の形
- urgentのɜːrは軽い丸め+舌根引き
💡ポイント:息の吐き方
- 連続子音間で息を止めず、摩擦は細く
💡ポイント:声の出し方
- not / talk / urgent をリズムに乗せて強調
例文⑧ “We got through it without you, my friend.”
✅日本語訳
- 「君がいなくても、なんとか乗り切ったよ、友よ。」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
- ウィ ガッ スルー イッ/ウィザウチュー,マイ フレン(ド)
🔍リンキングの詳細
- we got:t 語末弱化/無声化 →「ガッ」
- through it:/θruː ɪt/ の uː + ɪ 連結、itのt弱化
- without you:t + j → [t͡ʃ] →「ウィザウチュー」
- friend:語末 d 弱く(弱破裂/無声化)
💡ポイント:舌の形と位置
- /θ/:舌先を前歯の間に軽く出す
- /t͡ʃ/:舌先歯茎→破擦
💡ポイント:口の形
- throughは丸め、itは小さく素早く
💡ポイント:息の吐き方
- /θ/ は細い息、破擦は短く強く
💡ポイント:声の出し方
- we / got / through を拍ごとに、my friendは締めに弱め
例文⑨ “It’s been a long day, and without you here it felt longer.”
✅日本語訳
- 「長い一日だったよ。君がいなかったから、もっと長く感じた。」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
- イツビンナ ロン(ン)デイ/アン ウィザウチュー ヒア リッ フェルト ロンガー
🔍リンキングの詳細
- It’s been / long day:前出と同様 [ts]→[zb], ŋ+d
- and without:/ænd wɪð-/ の d + w で d弱化 →「アン ウィ…」
- without you:t + j → [t͡ʃ]
- here it:/hɪr ɪt/ の r + ɪ 連結、itの t弱化
💡ポイント:舌の形と位置
- /r/(米):舌先はどこにも触れず、舌奥を軽く巻き気味
💡ポイント:口の形
- hereはやや丸め→すぼめ、itは小さく
💡ポイント:息の吐き方
- and withoutは息を切らず低めに流す
💡ポイント:声の出し方
- long / longer に強弱の対比をつける
例文⑩ “I think that we should not talk about family until I see you again.”
✅日本語訳
- 「また会うまで、家族の話はしないほうがいいと思う。」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
- アイ シンク ザッ ウィ シュ(ド) ナッ トーク アバウ ファミリ/アンティル アイ スィーヤゲン
🔍リンキングの詳細
- that we:/ðæt wi/ の t + w → t弱化 →「ザッ ウィ」
- not talk:t + t で最初のt弱化 →「ナッ トーク」
- about family:t + f で t弱破裂
- see you again:yグライド+ you again → [juwə] で「スィーヤゲン」
💡ポイント:舌の形と位置
- /ð/:舌先上前歯の裏で軽く
- /t/ 弱化:歯茎タッチのみで破裂を抑える
💡ポイント:口の形
- familyのæはしっかり縦開き、againは弱く短く
💡ポイント:息の吐き方
- 機能語(that, we, about)は息少なめで短く
- 句全体は息を切らずにレガート
💡ポイント:声の出し方
- 重要語 not / talk / family / again を明瞭に、他を脱力してコントラストを作る
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