Let It Goの歌い方

雪の中の氷の城の絵 英語で歌う
  1. アナと雪の女王のリエゾンとリンキング
    1. ■ なぜ「Let It Go」が「レリゴー」と聞こえるのか?
      1. ▶ 英語の発音:Let it go
      2. 【1】発音変化の理由:「Let it」の部分が変化する
        1. ★ 原文:Let it
        2. ★ 実際の発音:[ˈlɛɾɪt](レリット → レリ)
      3. ▼ 「Let it」→「レリ」に聞こえる理由まとめ:
    2. ■ 他にも「Let It Go」に出てくる発音変化の例(5つ)
      1. ① 【Don’t let them in】→「ドンレッゼミン」
      2. ② 【Turn away and slam the door】→「ターンナウェイェンスラムザドー」
      3. ③ 【I don’t care】→「アイドンケア」
      4. ④ 【Let the storm rage on】→「レッザストームレイジョン」
      5. ⑤ 【Couldn’t keep it in】→「クドゥンキーペリン」
    3. ■ まとめ:リエゾンと発音のコツ
    4. ★ 英語の歌を上手に歌うコツ
    5. ✅ フレーズ1:「Let it go」
      1. ■ 日常会話例:
      2. 🔹 発音変化:
        1. ▶ 舌・口・息:
    6. ✅ フレーズ2:「Don’t let them in」
      1. ■ 日常会話例:
      2. 🔹 発音変化:
        1. ▶ 舌・口・息:
    7. ✅ フレーズ3:「Turn away and slam the door」
      1. ■ 日常会話例:
      2. 🔹 発音変化:
        1. ▶ 舌・口・息:
    8. ✅ フレーズ4:「I don’t care」
      1. ■ 日常会話例:
      2. 🔹 発音変化:
        1. ▶ 舌・口・息:
    9. ✅ フレーズ5:「Let the storm rage on」
      1. ■ 日常会話例:
      2. 🔹 発音変化:
        1. ▶ 舌・口・息:
    10. ✅ フレーズ6:「Couldn’t keep it in」
      1. ■ 日常会話例:
      2. 🔹 発音変化:
        1. ▶ 舌・口・息:
    11. ✅ フレーズ7:「Let me help you」
      1. ■ 日常会話例:
      2. 🔹 発音変化:
        1. ▶ 舌・口・息:
    12. ✅ フレーズ8:「Give it to me」
      1. ■ 日常会話例:
      2. 🔹 発音変化:
        1. ▶ 舌・口・息:
    13. ✅ フレーズ9:「What do you mean?」
      1. ■ 日常会話例:
      2. 🔹 発音変化:
        1. ▶ 舌・口・息:
    14. ✅ フレーズ10:「I gotta go」
      1. ■ 日常会話例:
      2. 🔹 発音変化:
      3. ▶ 舌・口・息:
    15. ✅ まとめ
    16. 関連投稿:

アナと雪の女王のリエゾンとリンキング

英語の歌を聴いていて「聞こえ方」と「実際の単語」が違うように思えるのは、「リエゾン(連結)」や「音の脱落」、「音の変化」が起こるからです。特に歌ではリズムやメロディに合わせるために発音が自然と変化しやすくなります。


■ なぜ「Let It Go」が「レリゴー」と聞こえるのか?

▶ 英語の発音:Let it go

  • 単語ごとに読むと「レット・イット・ゴー」
  • でも実際はつなげて「レリゴー」のように聞こえます

【1】発音変化の理由:「Let it」の部分が変化する

★ 原文:Let it
  • 意味:それを手放して
  • 本来の発音:[lɛt ɪt](レット・イット)
★ 実際の発音:[ˈlɛɾɪt](レリット → レリ)

アメリカ英語では「t」の音がフラップ音という、舌を軽く弾く音に変わります。
この音は、日本語の「ら行」に近く、「d」と「r」の中間のような音です。


▼ 「Let it」→「レリ」に聞こえる理由まとめ:

項目内容
英語発音[ˈlɛɾɪt](アメリカ英語)
カタカナ表記レリ(またはレリッ)
舌の位置上の歯茎に一瞬舌先を軽く当てて、すぐに離す(「ら・り・る」のような舌の動き)
口の形「え」の口で「レ」、そのまま「り」に流す
息の出し方なめらかに、息を止めずにつなげて発音

■ 他にも「Let It Go」に出てくる発音変化の例(5つ)


① 【Don’t let them in】→「ドンレッゼミン」

原文発音変化
Don’t let them in[doʊnt lɛt ðəm ɪn] → [don leʔ ðəm ɪn] → [don leʔzemɪn]
カタカナ表記ドンレッゼミン
翻訳彼らを中に入れないで
  • 「let them」の「t」と「th」がつながり、音が脱落&同化
  • 「them」の「th」は弱くなって[z]のような音になることも。

舌の動き・口の形:

  • 「ドン」:舌先は上の歯の裏につけて[d]を出す
  • 「レッゼ」:舌を軽く当てて[t]→[z]へスムーズに
  • 息は一定に吐き続けて滑らかに

② 【Turn away and slam the door】→「ターンナウェイェンスラムザドー」

原文発音変化
turn away and slam the door[tɜrn əweɪ ənd slæm ðə dɔr] → [tɜrn əweɪ ən slæm ðə dɔr]
カタカナ表記ターンナウェイェンスラムザドー
説明振り返らずにドアを閉める
  • 「and」は弱形で「ən」になる(アンではなく「ン」)
  • 「away and」がくっついて「ウェイェン」のように聞こえる

舌・口:

  • 「ターン」:巻き舌気味に
  • 「ウェイェン」:口を「ウ→エ」の形に連続して変化
  • 息を止めずにスムーズに

③ 【I don’t care】→「アイドンケア」

原文発音変化
I don’t care[aɪ doʊnt kɛr] → [aɪ don keər]
カタカナ表記アイドンケア
説明
  • 「don’t」の「t」が弱くなり「ドン」に近くなる
  • 「care」の「r」はアメリカ英語特有の巻き舌で強調される

舌・口:

  • 「ドン」:舌先を軽く上の歯ぐきに
  • 「ケア」:口を大きく「ケ」、続けて「ア」(r音は巻き舌)

④ 【Let the storm rage on】→「レッザストームレイジョン」

原文発音変化
Let the storm rage on[lɛt ðə stɔrm reɪdʒ ɑn] → [lɛʔ ðə stɔrm reɪdʒ ɑn]
カタカナ表記レッザストームレイジョン
説明
  • 「let the」の「t」と「th」がつながり、「レッザ」のように聞こえる
  • 「rage on」もリエゾンが起き「レイジョン」になる

舌・口:

  • 「ザ」:舌先を上下の歯の間に軽く当てて(th)発音
  • 「レイジョン」:rの時に舌を巻く、jの部分で舌を一瞬上に

⑤ 【Couldn’t keep it in】→「クドゥンキーペリン」

原文発音変化
Couldn’t keep it in[ˈkʊdənt kiːp ɪt ɪn] → [kʊdn kiːpɪɾɪn]
カタカナ表記クドゥンキーペリン
説明
  • 「couldn’t」は「t」が脱落し、「クドゥン」になる
  • 「keep it in」はリエゾンで「キーペリン」のように滑らかにつながる

舌・口:

  • 「クドゥン」:dとnを素早く続けて言う
  • 「キーペリン」:舌を上に当てる[k]、その後は滑らかに下ろす

■ まとめ:リエゾンと発音のコツ

音の変化パターン説明
リエゾン単語と単語をつなげて、音がくっつく現象
フラップ音「t」が「ら行」っぽい音になる(アメリカ英語)
音の脱落発音しにくい音が抜ける(例:couldn’t →クドゥン)
弱形弱く早く発音される音(例:and → ən)

★ 英語の歌を上手に歌うコツ

  • 単語単位ではなく、フレーズ単位で発音を練習
  • 歌詞を音で覚えるのではなく、意味と音のリンクで覚える
  • 実際に真似して歌ってみる(シャドーイング)

承知しました!
先ほどの「Let It Go」の中で紹介したフレーズを元に、日常会話でも使える例文を10個ご紹介します。
それぞれ発音変化・カタカナ表記・舌の動き・口の形・息の出し方を詳しく解説します。


✅ フレーズ1:「Let it go」

意味:もう気にしない、流しておく

■ 日常会話例:

Just let it go, it’s not worth it.
(もう気にしないで、それだけの価値はないよ)


🔹 発音変化:

Just let it go →「ジャスレリゴー」

単語発音変化カタカナ表記
Let it[ˈlɛɾɪt](フラップ音)レリ
Just let it go[ʤʌs ˈlɛɾɪt ɡoʊ]ジャスレリゴー
▶ 舌・口・息:
  • 「レリ」:舌先を上の歯茎に軽く弾くように当ててすぐ離す(「ら」行の要領)
  • 「ゴー」:口を縦に開けて「ゴ」、喉を広げて息をしっかり出す

✅ フレーズ2:「Don’t let them in」

意味:入れないで、入れさせない

■ 日常会話例:

Don’t let them in without knocking.
(ノックしない人を入れないで)


🔹 発音変化:

Don’t let them in →「ドンレッゼミン」

単語発音変化カタカナ表記
let them[lɛt ðəm] → [leʔ ðəm] → [leʔzəm]レッゼム
全体[doʊnt leʔzəm ɪn]ドンレッゼミン
▶ 舌・口・息:
  • 「ドン」:「t」が脱落して「ドン」に
  • 「ゼ」:「th」が[z]に近くなる。舌を軽く上下の歯で挟む位置から、やや後ろに引いて[z]

✅ フレーズ3:「Turn away and slam the door」

意味:(怒って)背を向けてドアを閉める

■ 日常会話例:

She turned away and slammed the door.
(彼女は背を向けてドアをバタンと閉めた)


🔹 発音変化:

Turned away and slammed the door
→「ターンダウェイェンスラムドー」

単語発音変化カタカナ表記
away and → a-wei-and → awayanリエゾンで「ウェイェン」ウェイェン
slammed the → slam ðə → slamdə「th」が弱くなるスラムダ
全体[ʃi tɜrnd əweɪən slæmdə dɔr]シーターンダウェイェンスラムダドー
▶ 舌・口・息:
  • 「ウェイェン」:口を横にして「ウ」→「エイ」→「エン」と繋げる
  • 「スラムダ」:舌先を上の歯の裏に軽く当てて「ダ」

✅ フレーズ4:「I don’t care」

意味:気にしない、どうでもいい

■ 日常会話例:

I don’t care what they say.
(彼らが何を言おうと気にしない)


🔹 発音変化:

I don’t care →「アイドンケア」

単語発音変化カタカナ表記
don’t[doʊnt] → [doʊn]ドン
全体[aɪ doʊn keər]アイドンケア
▶ 舌・口・息:
  • 「ケア」:巻き舌気味で「カー」ではなく「ケア」、口をやや縦長に開ける

✅ フレーズ5:「Let the storm rage on」

意味:嵐が続こうが構わない(=感情を解放する)

■ 日常会話例:

Let the problems rage on, I’m done worrying.
(問題があってももう悩まないよ)


🔹 発音変化:

Let the storm →「レッザストーム」

単語発音変化カタカナ表記
let the → leʔ ðə「t+th」で[z]っぽくなるレッザ
全体[lɛʔ ðə stɔrm reɪʤ ɑn]レッザストームレイジョン
▶ 舌・口・息:
  • 「ザ」:「th」は舌を上下の歯の間に軽く挟むが、音は[z]に寄ることがある
  • 「レイジョン」:「reɪʤ ɑn」→「レイジョン」、rで巻き舌、ʤで一瞬舌を上に跳ね上げる

✅ フレーズ6:「Couldn’t keep it in」

意味:我慢できなかった、抑えきれなかった

■ 日常会話例:

I couldn’t keep it in, I had to tell someone.
(黙っていられなかった、誰かに言わないと)


🔹 発音変化:

Couldn’t keep it in →「クドゥンキーペリン」

単語発音変化カタカナ表記
couldn’t → kʊdn「t」脱落クドゥン
keep it in → kiːpɪɾɪn「t」がフラップ音にキーペリン
全体[kʊdn kiːpɪɾɪn]クドゥンキーペリン
▶ 舌・口・息:
  • 「クドゥン」:dとnを舌先で連続で発音する
  • 「ペリン」:「t」がフラップ音→舌を弾いて「り」っぽくなる

✅ フレーズ7:「Let me help you」

意味:手伝わせて

■ 日常会話例:

Let me help you with that.
(それ手伝わせて)


🔹 発音変化:

Let me →「レミ」

単語発音変化カタカナ表記
let me[lɛt mi] → [lɛmi]レミ
help you[hɛlp ju]ヘルピュー
全体[lɛmi hɛlp ju]レミヘルピュー
▶ 舌・口・息:
  • 「レミ」:tが脱落気味で、mとつながる
  • 「ピュー」:youが「ピュー」に聞こえる(弱く短く)

✅ フレーズ8:「Give it to me」

意味:ちょうだい!

■ 日常会話例:

Give it to me, now!
(今すぐちょうだい!)


🔹 発音変化:

Give it to me →「ギヴィットゥミー」→「ギヴィッミー」

単語発音変化カタカナ表記
give it to me[ɡɪv ɪt tu mi] → [ɡɪvɪʔʔmi]ギヴィッミー
▶ 舌・口・息:
  • 「ヴィッ」:tが連続して省略、「ヴィ」→「ッ」→「ミー」にスムーズに
  • 舌先はtを弾くように一瞬上げてすぐ下ろす(または完全に脱落)

✅ フレーズ9:「What do you mean?」

意味:どういう意味?

■ 日常会話例:

What do you mean by that?
(それってどういう意味?)


🔹 発音変化:

What do you →「ワドゥヤ」

単語発音変化カタカナ表記
what do you[wɑt də ju] → [wəɾəjə]ワドゥヤ
全体[wəɾəjə miːn]ワドゥヤミーン
▶ 舌・口・息:
  • 「ワドゥヤ」:dとyがつながって「ジャ」っぽくなることもあり
  • 口は「ウ」→「ヤ」で唇をすぼめて広げる

✅ フレーズ10:「I gotta go」

意味:もう行かないと

■ 日常会話例:

Sorry, I gotta go now.
(ごめん、もう行かなくちゃ)


🔹 発音変化:

I’ve got to → I gotta →「アイガラ」

単語発音変化カタカナ表記
I gotta go[aɪ ˈɡɑɾə ɡoʊ]アイガラゴー

▶ 舌・口・息:

  • 「ガラ」:tがフラップ音になり「ら」行のように
  • 口は大きめに開いてガ→ラ→ゴーと自然につなげる

✅ まとめ

発音変化は日常英会話でも頻繁に起こります。特に以下の3点が重要です:

  • リエゾン(単語が繋がって聞こえる)
  • フラップ音(tが「ら」行っぽく)
  • 音の脱落・同化(言いやすいように変化)

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