- he/she〜冠詞まで|一気にわかる要点集
- he と she を間違える
 - ✅ 実際に「he / she の間違い」は起きますか?
 - ✅ なぜ「he / she」を間違えるのか?理由まとめ
 - ✅ ネイティブでも間違えることがある?
 - ✅ 間違いを防ぐコツ
 - ✅ まとめ
 - 時制ミス(過去なのに現在形)
 - ✅ 実際に時制ミスは起きるのか?
 - ✅ どんな時にミスが起きやすい?
 - ✅ なぜ時制を間違えるのか?原因まとめ
 - ✅ ネイティブでも時制ミスをするのか?
 - ✅ 時制ミスを防ぐコツ
 - ✅ まとめ
 - history と story の使い分け
 - ✅ 「history」と「story」の使い分けミスは実際に起きるのか?
 - ✅ そもそも「history」と「story」の違いは?
 - ✅ よくある間違いの理由
 - ✅ 間違いやすい例と正しい使い方
 - ✅ ネイティブはどう考えているか?
 - ✅ 間違いを防ぐコツ
 - ✅ まとめ
 - people を単数扱いする誤り(× people is)
 - ✅ 「people を単数扱いする間違い」は実際に起きるのか?
 - ✅ なぜ「people」を単数と間違えるのか?原因まとめ
 - ✅ 正しい知識:people は基本「複数扱い」
 - ✅ よくある誤用と修正例
 - ✅ 間違いを防ぐコツ
 - ✅ まとめ
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he/she〜冠詞まで|一気にわかる要点集
he と she を間違える
- he=男性/she=女性 を厳密に区別。性別不明・非公開なら 単数 they が自然で安全。
 - 2文目以降の代名詞は**直前の主語(話題)**と一致させる。
 
「he(彼)」と「she(彼女)」を間違えることは、英語学習者にとって非常によくある現象です。
しかもこれは、初級者だけでなく、中級者や上級者でも起こり得ます。
✅ 実際に「he / she の間違い」は起きますか?
→ 起きます。しかもかなり頻繁に。
特に以下のような状況でよく見られます:
- スピーキング(会話)中のミス
 - 書き取りテストや作文での間違い
 - 同じ性別を続けて話しているときの混乱
 - 第三者について話すときの混同
 
✅ なぜ「he / she」を間違えるのか?理由まとめ
① 母語(日本語)に性別代名詞の区別がないから
- 日本語では「彼」「彼女」という単語はあっても、日常会話では「その人」「あの人」とぼかすことが多く、代名詞で性別を厳密に区別する習慣がありません。
 - 結果として、英語で「he」「she」のように毎回性別を明示する必要があるという点が、直感的に慣れにくいのです。
 
② 無意識の発話で、性別を考えずに代名詞を使ってしまうから
- 会話に集中していると、「he」か「she」かを脳内でチェックする前に口が動いてしまうことが多いです。
 - 特に話している相手と自分以外の第三者について話すときに混乱が起きやすいです。
 
③ 文構造に集中して、代名詞の性別にまで意識が回らない
- 英語の語順や時制など、他の文法要素に注意が向いてしまうと、「he」「she」を無意識に間違えることがあります。
 - これは英語が得意な人でも起こり得る「発話中の処理ミス」です。
 
④ 頭の中のイメージと使う言葉が一致していない
- たとえば頭では「彼女」のことを話しているつもりでも、なぜか「he」が出てきてしまう。
 - これは、脳内で「人」のイメージが先に来てしまい、「性別」という属性が処理されないまま、文章が進んでしまう心理的現象です。
 
⑤ 「He / She」ではなく「They」で代用するクセがある人も
- 英語圏でも性別を意図的にぼかすことが増えており、「They」を単数に使う傾向があるため、学習者が「he/she」よりも「they」を使おうとして混乱するケースも増加中です。
 
✅ ネイティブでも間違えることがある?
✔ 実はあります。
- 特に子どもや、英語が第二言語の人たち(ESL学習者)では頻出です。
 - 会話のスピードが速いときや、複数の登場人物が出てくる会話では、ネイティブ同士でも「he? she?」と確認し合うことがあります。
 
✅ 間違いを防ぐコツ
- 第三者について話すときは、頭の中に性別マークをイメージする
→(👦 he / 👧 she)と脳内でラベル付けすると定着しやすい - 「Tom…he」「Mary…she」のように、人物名+代名詞でセットで練習する
→ 例:Tom is my friend. He likes soccer.
Mary is my sister. She is very kind. - 録音して自分の話を聞いてみる
→ 「あれ、ここでheって言ってるけどsheだったな」と自覚できます。 - リスニング教材で意識的に性別に注目する
→ 英語を「音」だけで聞いて性別がわかるようになると、逆に自分の話すときも注意が向きます。 
✅ まとめ
| ポイント | 説明 | 
|---|---|
| 間違いは? | よく起こる。英語学習者なら誰でも一度は通る | 
| 原因 | 母語の影響・無意識・発話処理の負荷など | 
| ネイティブも? | 時に間違えることあり | 
| 防止策 | セット練習・イメージ化・録音などがおすすめ | 
例文1 He told me a funny story.
✅日本語訳
彼は私に面白い話をしてくれた。
「核フレーズ:he / she / they の正しい選択」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
ヒー トールド ミー ア ファニー ストーリー
🔍詳しい説明
tell 人 物(She told me…)。男性なら he。性別不詳は they。
🔍リンキングの詳細
・told‿me(トールド‿ミー):/d/ と /m/ が連結して滑らかに
・a‿funny(ア‿ファニー):弱形 a が直後の母音 /fʌ/ に吸着
例文2 She is my English teacher.
✅日本語訳
彼女は私の英語の先生です。
「核フレーズ:敬称と代名詞の整合」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
シー イズ マイ イングリッシュ ティーチャー
🔍詳しい説明
Ms./Mrs. を使った女性=she を用いるのが基本。
🔍リンキングの詳細
・She‿is(シー‿イズ):語尾母音と be 動詞の連結
・English‿teacher(イングリッシュ‿ティーチャー):/ʃ/→/t/ の歯茎音列が一息で
例文3 I met Ken. He was so kind.
✅日本語訳
ケンに会った。彼はとても親切だった。
「核フレーズ:同一人物を2文目で代名詞化」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
アイ メッ ケン。 ヒー ワズ ソウ カインド
🔍詳しい説明
先行する固有名詞 Ken → He で受ける。
🔍リンキングの詳細
・met‿Ken(メッ‿ケン):/t/+子音 /k/ で軽い同化
・was‿so(ワズ‿ソウ):/z/ と /s/ が続き、/z/ を弱く
例文4 I talked to Ms. Sato. She agreed with us.
✅日本語訳
佐藤さんと話した。彼女は賛成だった。
「核フレーズ:女性を受ける she」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
アイ トークトゥ ミズ サトウ。 シー アグリード ウィズ アス
🔍詳しい説明
敬称 Ms.(女性)→ she。agree with + 人/意見。
🔍リンキングの詳細
・talked‿to(トークトゥ):/kt/+/t/ の子音連結で /t/ が一拍
・agreed‿with(アグリード‿ウィズ):/d/ と /w/ が連結し息を止めない
例文5 Ask the new designer. They know the details.
✅日本語訳
新しいデザイナーに聞いて。詳細を知っているよ。
「核フレーズ:単数 they」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
アスク ザ ニュー デザイナー。 ゼイ ノウ ザ ディテイルズ
🔍詳しい説明
性別不明/非公開の一人を they で受けるのは一般的。
🔍リンキングの詳細
・the‿new(ザ‿ニュー):/ðə/(弱形)が次語母音に吸着
・know‿the(ノウ‿ザ):/oʊ/→/ð/ へ息を切らずに滑らかに
時制ミス(過去なのに現在形)
- 確定過去(yesterday/last/ago)=過去形
 - 継続(since/for)=現在完了。時間句と時制を必ず一致させる。
 
「過去の話なのに現在形で話してしまう」といった時制のミスは、英語学習者に非常によくある間違いです。
これは初心者だけでなく、中・上級者でも会話中によくやってしまうエラーのひとつです。
✅ 実際に時制ミスは起きるのか?
→ 頻繁に起きます。特にスピーキングやライティングの場面で。
✅ どんな時にミスが起きやすい?
- スピーキング中に文法よりも内容を伝えることに意識が向いているとき
 - 複雑な文(関係代名詞、従属節など)を話しているとき
 - 現在形と過去形の形が似ている動詞(put, read, cutなど)を使うとき
 - **「一文の中で時制がごちゃまぜ」**になるとき
 
✅ なぜ時制を間違えるのか?原因まとめ
① 母語(日本語)では「時制」をはっきり変化させないから
- 日本語では「昨日行く」「明日行く」など、動詞の形そのものが変化しない場合も多く、英語のように文法的に厳密な「時制変化」をしなくても意味が通じます。
 - そのため、「英語では動詞を必ず変える」という意識が薄れやすい。
 
② スピーキング中は「時制」より「意味」に集中してしまう
- 会話では、「伝える内容」「言いたいこと」「相手の反応」に気を取られて、動詞の時制を忘れることがあります。
 - 例えば:
❌ Yesterday I go to the store.
👉 言いたいことは「昨日行った」だけど、つい go のまま言ってしまう。 
③ 英語の「時制のルール」が複雑すぎると感じている
- 英語には、現在・過去・未来だけでなく、現在完了・過去完了・進行形・完了進行形など、種類が多い。
 - どの時制を使えばいいのか迷い、結果的にとりあえず現在形を使ってしまうことがある。
 
④ 動詞の活用変化を覚えきれていない
- 不規則動詞(go → went, buy → bought など)は特に混乱しやすい。
 - 単語の意味は知っていても、過去形にするのを忘れてしまう。
 
⑤ 日本語を考えてから英語に直訳している
- 例:
日本語:「昨日、映画を見る」→ 英語で直訳 → I see a movie yesterday.(❌) - これは語順も動詞も変えずに訳してしまうため、時制がズレる。
 
⑥ 英語に慣れてくると「省略」や「スピード重視」で見逃しがち
- 中級以上でも、「意味が通じればOK」となると、無意識に時制を飛ばすケースが増えます。
 - 特にスピーキングではよくあります。
 
✅ ネイティブでも時制ミスをするのか?
→ 基本的にはほとんどしませんが、以下のような場合には例外的にあります。
- カジュアルな会話で、ナチュラルに現在形で話すことがある
例:So I go to the store yesterday, and guess what…!(✴️実際には過去だけど、臨場感重視で現在形) 
※これは「ナレーション効果」や「ストーリーテリングの現在形」として意図的に使われています。
✅ 時制ミスを防ぐコツ
✔ ①「時間ワード」と「動詞のセット」で覚える
| 時間表現 | 正しい時制 | 例文 | 
|---|---|---|
| yesterday / last week | 過去形 | I went to the store yesterday. | 
| every day / usually | 現在形 | I go to school every day. | 
| tomorrow / next week | 未来形 | I will go to Kyoto next week. | 
✔ ② 英文を音読して、正しい時制の感覚を身体で覚える
- 正しい時制の英語フレーズを 「耳と口で」反復練習 することで、自然と身につきます。
 
✔ ③ 「日記を書く」→ 昨日のことを全部過去形で書いてみる
- 1日1文でもOK。
例:Yesterday, I woke up at 7, ate breakfast, and walked to the station. 
✔ ④ 録音して自分の話をチェック
- 自分が現在形で過去のことを言っていないか、客観的に確認できます。
 
✅ まとめ
| 内容 | 説明 | 
|---|---|
| 時制ミスは起きる? | ✔️ かなりよくある。英語学習者なら誰でも経験するミス。 | 
| 原因 | 日本語との構造の違い、発話のスピード、意識のズレなど。 | 
| 対策 | 時間表現とのセット練習、音読、日記、録音確認が効果的。 | 
| ネイティブは? | 基本的にしないが、ストーリーテリングでは意図的に使うことあり。 | 
例文1 I visited Kyoto last year.
✅日本語訳
昨年、京都を訪れた。
「核フレーズ:last/ago は過去形」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
アイ ヴィジティド キョウト ラスト イヤー
🔍詳しい説明
last year が出たら現在完了は不可。過去形で完結。
🔍リンキングの詳細
・visited‿Kyoto(ヴィジティド‿キョウト):/d/+/k/ で軽く切るが息は続ける
・Kyoto‿last(キョウト‿ラスト):母音→子音で滑走
例文2 I was busy yesterday.
✅日本語訳
昨日は忙しかった。
「核フレーズ:yesterday は過去形を導く」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
アイ ワズ ビジー イェスタデイ
🔍詳しい説明
be 動詞も was/were の過去形に。
🔍リンキングの詳細
・was‿busy(ワズ‿ビジー):/z/ と /b/ の有声連結で途切れない
例文3 We met at the station two hours ago.
✅日本語訳
2時間前に駅で会った。
「核フレーズ:ago は過去形」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
ウィー メト アッ ザ ステイション トゥー アワーズ アゴウ
🔍詳しい説明
〜ago は過去の一点なので過去形のみ。
🔍リンキングの詳細
・met‿at(メト‿アッ):/t/ と /æ/ の直結
・station‿two(ステイション‿トゥー):語尾子音→次語破裂音で素早く切替
例文4 I have lived here for five years.
✅日本語訳
ここに5年間住んでいる(今も)。
「核フレーズ:for + 期間 = 現在完了」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
アイ ハヴ リヴド ヒア フォー ファイヴ イヤーズ
🔍詳しい説明
継続は現在完了。for は「長さ」。
🔍リンキングの詳細
・have‿lived(ハヴ‿リヴド):/v/ と /l/ を無停止で
・here‿for(ヒア‿フォー):語尾 /r/ のr-リンキングが生起
例文5 I have known him since 2019.
✅日本語訳
2019年以来、彼を知っている(今も)。
「核フレーズ:since + 起点 = 現在完了」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
アイ ハヴ ノウン ヒム シンス トゥエンティ ナインティーン
🔍詳しい説明
起点を示す since と相性が良いのは現在完了。
🔍リンキングの詳細
・known‿him(ノウン‿ヒム):/n/ と /h/ の息継ぎ最小
・since‿2019(シンス‿トゥエンティ…):無声 /s/→破裂音 /t/ へ軽く跳ねる
history と story の使い分け
- history=歴史/記録(事実の系統)、story=物語/話(虚実問わず)。
 - 実話でも「お話」は story、学科や分野は history。
 
「history」と「story」の使い分けを間違えることは、英語学習者の間でよくある間違いのひとつです。
どちらも「ストーリー」とカタカナで表されがちなので、混同しやすく、日本語の感覚の影響が強く関係しています。
✅ 「history」と「story」の使い分けミスは実際に起きるのか?
→ 起きます。非常によく起きます。
とくに以下のような間違いが見られます:
- ❌「彼のストーリーは感動的だった」→ His history was moving.(←実は間違い)
 - ❌「面白いストーリーを聞かせて」→ Tell me an interesting history.(←これも間違い)
 
✅ そもそも「history」と「story」の違いは?
| 単語 | 意味 | 日本語訳 | 使う場面 | 
|---|---|---|---|
| history | 事実に基づく過去の出来事 | 歴史・経歴・履歴 | 世界史、国の歴史、人物の経歴など | 
| story | 架空または実話の「語られる話」 | 物語・話・ストーリー | 小説、映画、誰かの体験談など | 
✅ よくある間違いの理由
① 日本語では「ストーリー」が広義で使われすぎているから
- 日本語の「ストーリー」は、「物語」だけでなく、「経歴」「あらすじ」「人生」「歴史」など、広範囲に使われています。
 - 結果として、英語でも「全部 story でいいのでは?」と思ってしまう。
 
② カタカナで聞くとどちらも「ストーリー」として処理されるから
- 日本語にするとどちらも「ストーリー」に聞こえるため、英単語としての意味の差が曖昧になる。
 
③ 両方とも「過去に関すること」なので混同しやすい
- history も story も、過去のことに関係するため、「似たようなもの」と感じてしまう。
 - でも実際は、事実ベースか、語られる話か、が大きな違い。
 
④ 文法的にはどちらも名詞で使えるため、文法チェックではエラーとして出にくい
- たとえば次の文は、文法的には正しくても意味が変になる:
 
 ❌ Tell me an interesting history.
 →(意味:面白い「歴史」について教えて)
 本当は:✔️ Tell me an interesting story.(面白い話を聞かせて)
✅ 間違いやすい例と正しい使い方
| 日本語表現 | ❌ 間違った英語 | ✔ 正しい英語 | 
|---|---|---|
| 面白い話をして! | Tell me an interesting history. | Tell me an interesting story. | 
| 彼の人生のストーリー | His story | ✔ His story(個人的な語りならOK)✔ His history(履歴や経歴として言う場合) | 
| 日本のストーリーを学ぶ | Learn Japanese story | Learn Japanese history(=日本の歴史) | 
| 映画のストーリーが好き | I like the history of the movie. | I like the story of the movie. | 
✅ ネイティブはどう考えているか?
- ネイティブにとっては、history ≠ story は明確な区別があります。
 - たとえば、次のような感覚です:
 
- History は「事実に基づく、記録された過去」
 - Story は「誰かが語る、または創作された話」
 
ネイティブの子どもも、小さい頃から両者を区別して学びます。
✅ 間違いを防ぐコツ
✔ 1. 「時間+事実=history」、「語る+話=story」と意識する
- history → 過去の事実、記録、出来事
 - story → 語られる話、経験談、物語、ウソ話も含む
 
✔ 2. 実際の使用例を音読・暗記する
| 表現 | 用例 | 
|---|---|
| make history | 歴史的快挙を成し遂げる(例:They made history.) | 
| tell a story | 物語を語る(例:He told a scary story.) | 
| world history | 世界史 | 
| short story | 短編小説 | 
✔ 3. 日本語の「ストーリー」は疑ってかかる!
- 英語に訳すとき、「story」でいいのか?「history」かも?と毎回チェックするクセをつける。
 
✅ まとめ
| ポイント | 説明 | 
|---|---|
| 間違いは? | ✔️ 非常によく起きる | 
| 原因 | 日本語のカタカナ「ストーリー」の多用、語感の混乱 | 
| 違い | history=事実の過去、story=語られる話 | 
| 防止策 | 実例で感覚をつかむ/和訳に引きずられない意識を持つ | 
例文1 I read a history of Japan.
✅日本語訳
日本史(の本)を読んだ。
「核フレーズ:a history of …(特定の歴史書)」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
アイ レド ア ヒストリー オブ ジャパン
🔍詳しい説明
本一冊など可算としての history。
🔍リンキングの詳細
・history‿of(ヒストリー‿オブ):語尾 /i/→/əv/ へ弱く接続
・of‿Japan(オブ‿ジャパン):/v/ と /dʒ/ を濁音連結
例文2 Tell me a story before bed.
✅日本語訳
寝る前にお話を聞かせて。
「核フレーズ:story=物語」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
テル ミー ア ストーリー ビフォー ベド
🔍詳しい説明
創作・昔話・体験談=story。
🔍リンキングの詳細
・me‿a(ミー‿ア):弱形 a が直結
・story‿before(ストーリー‿ビフォー):語尾母音→次語子音で滑らか
例文3 The history of medicine is fascinating.
✅日本語訳
医学の歴史は魅力的だ。
「核フレーズ:分野×history」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
ザ ヒストリー オブ メディスン イズ ファシネイティング
🔍詳しい説明
学術分野・国・組織の歴史=history。
🔍リンキングの詳細
・history‿of(ヒストリー‿オブ):前例と同
・medicine‿is(メディスン‿イズ):語尾 /n/ と /ɪ/ の母音滑走
例文4 That’s a true story.
✅日本語訳
それは実話だ。
「核フレーズ:実話でも “話” は story」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
ザッツ ア トゥルー ストーリー
🔍詳しい説明
「エピソード」は story が基本。
🔍リンキングの詳細
・That’s‿a(ザッツ‿ア):/z/ と弱形 /ə/ の同化的連結
・true‿story(トゥルー‿ストーリー):語尾母音→/s/
例文5 I studied world history in high school.
✅日本語訳
高校で世界史を勉強した。
「核フレーズ:教科としての history」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
アイ スタディド ワールド ヒストリー イン ハイスクール
🔍詳しい説明
科目名=history(不可算扱いが多い)。
🔍リンキングの詳細
・studied‿world(スタディド‿ワールド):/d/+/w/ を息止めず
・history‿in(ヒストリー‿イン):/i/→/ɪ/ に弱く接続
people を単数扱いする誤り(× people is)
- people は原則“複数”扱い → People are …
 - 1人=a person、複数=people を徹底。
 
「people を単数扱いする誤り」は、英語学習者に非常によく見られる間違いです。
特に初級〜中級の英語学習者の間で頻出します。
✅ 「people を単数扱いする間違い」は実際に起きるのか?
→ はい、現実に頻繁に起きます。
例:
- ❌ The people is kind.
👉(正しくは:The people are kind.) - ❌ People doesn’t like it.
👉(正しくは:People don’t like it.) 
✅ なぜ「people」を単数と間違えるのか?原因まとめ
① 「people」が日本語で「人々」=集合体に感じにくいから
- 日本語の「人々」は、語感的に「1つのまとまり」として扱うことが多く、
その影響で英語でも 「単数」だと誤解してしまう。 
② 見た目が単数っぽい(sがついていない)から
- たとえば:
 
| 単語 | 意味 | 数 | 
|---|---|---|
| apple | リンゴ1個 | 単数 | 
| apples | 複数のリンゴ | 複数 | 
| person | 人1人 | 単数 | 
| people | 人々(複数) | ✔複数(でもsがついていない)←これが混乱の元! | 
- 「people」には sがついていないのに複数形なので、直感的にわかりにくい。
 
③ 「people」を「国民」「集団」として解釈し、単数と思ってしまう
- 例:“The Japanese people” を「日本国民」と捉えて「is」としてしまう。
 - しかし英語では people = persons(複数の人) という扱い。
 
④ 文法的に単数か複数かを判断する癖がついていない
- 動詞を使うときに、主語が単数か複数かを常に意識する習慣がないと、直感で「is」「does」などを選んでしまい、ミスにつながる。
 
⑤ 「person/people」のセットがしっかり定着していない
- 英語学習初期に「man/men」「child/children」などと同様、
person / people の関係をしっかり覚えていないまま使っているケースが多い。 
✅ 正しい知識:people は基本「複数扱い」
| 単語 | 数 | 例文 | 
|---|---|---|
| person | 単数(1人) | That person is my teacher. | 
| people | 複数(2人以上) | Those people are nice. | 
⚠ 例外:「a people」は文化や民族を表す時に単数で使う
- 例:The Japanese are a peaceful people.
👉 ここでは「民族・国民」として「a people」=単数 
ただし、これはかなり上級の使い方なので、通常の「people」は 複数扱い でOKです。
✅ よくある誤用と修正例
| ❌ 誤った文 | ✔ 正しい文 | 説明 | 
|---|---|---|
| The people is happy. | The people are happy. | people は複数扱い | 
| People doesn’t like it. | People don’t like it. | 「do」の複数形を使う | 
| That people is rude. | Those people are rude. | 「those」+複数動詞 | 
| This people needs help. | These people need help. | 指示詞も「these」+複数動詞 | 
✅ 間違いを防ぐコツ
✔ ① 「people = 複数」→ 機械的に覚える(例外は後回し)
- person = 1人 → is / does
 - people = 2人以上 → are / do
 
✔ ② よく使うフレーズで体に染み込ませる
- People are kind.
 - People don’t like that.
 - Many people think so.
 - Some people believe in it.
 
✔ ③ 音読&瞬間英作文で定着させる
- 和文:多くの人がそう思っている
→ 英文:Many people think so. 
✅ まとめ
| 項目 | 内容 | 
|---|---|
| 間違いは? | ✔ よく起きる。特に初級〜中級者に多い | 
| 原因 | 見た目が単数っぽい、日本語との感覚の違い、複数形ルールの例外 | 
| 正しいルール | people = 複数が基本。例外(民族名)に注意 | 
| 防止策 | 音読・パターン練習・瞬間英作文で「複数」を習慣化する | 
例文1 People are very friendly here.
✅日本語訳
ここの人々はとても親しみやすい。
「核フレーズ:主語 people は複数」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
ピープル アー ヴェリー フレンドリー ヒア
🔍詳しい説明
People is は文法誤り。
🔍リンキングの詳細
・people‿are(ピープル‿アー):語尾 /l/→/ɑː/ を切らずに
・very‿friendly(ヴェリー‿フレンドリー):/i/→/f/ の弱連結
例文2 Many people are working remotely.
✅日本語訳
多くの人がリモートで働いている。
「核フレーズ:数量語+people」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
メニー ピープル アー ワーキング リモウトリー
🔍詳しい説明
many/few などの数量語と自然に共起。
🔍リンキングの詳細
・people‿are(ピープル‿アー):前例同
・working‿remotely(ワーキング‿リモウトリー):/ŋ/→/r/ の弾み最小
例文3 A person is waiting outside.
✅日本語訳
一人、外で待っている。
「核フレーズ:一人=a person」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
ア パーソン イズ ウェイティング アウトサイド
🔍詳しい説明
人数が 1 なら person を使う。
🔍リンキングの詳細
・person‿is(パーソン‿イズ):/n/→/ɪ/ で息継ぎなし
・waiting‿outside(ウェイティング‿アウトサイド):語尾 /ŋ/ と後続母音の滑走
例文4 Young people are open to new ideas.
✅日本語訳
若者は新しい考えに前向きだ。
「核フレーズ:集合としての people」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
ヤング ピープル アー オープン トゥ ニュー アイディアズ
🔍詳しい説明
若者全般(集合名詞)=people(複数)。
🔍リンキングの詳細
・people‿are(ピープル‿アー):再掲
・open‿to(オープン‿トゥ):語尾 /n/→無声 /t/ の連結
例文5 Most people are busy on weekdays.
✅日本語訳
平日はたいていの人が忙しい。
「核フレーズ:Most people」
🔊ネイティブに近いカタカナ表記
モウスト ピープル アー ビジー オン ウィークデイズ
🔍詳しい説明
Most people は頻出の汎用パターン。
🔍リンキングの詳細
・people‿are(ピープル‿アー):同上
・busy‿on(ビジー‿オン):語尾母音→前置詞 on に吸着

  
  
  
  

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