英語ネイティブに誤解されるケース
実際、日本人が英語を話す際、**カタカナ英語(スペル読み)**で話してしまうことで、英語ネイティブに誤解されるケースは多くあります。
例えば日本人旅行者が自由の女神を見るために、タクシーに乗りフェリー乗り場までと慣れない英語で伝えると、運転手に迷うことなく近くの海軍ヘリポートに連れて行かれたという話があります
実はアメリカでは発音通りに理解します。旅行者だからフェリー乗り場の間違いだろうとは解釈してくれないのです
以下では、ネイティブに誤解されやすい単語を20個紹介し、
- どう聞こえてしまうか(間違い例)
- 正しく伝えるポイント(発音のコツ)
を具体的に解説します。
✅ ネイティブに誤解されやすい英単語20選と対策
日本人が言いがち | 誤解されやすい意味・場所 | 正確な発音と注意点 |
---|---|---|
1. スタチュー(Statue) | 「ステーション?」と聞こえる | 「スタチュー」ではなく、スタチュー(stætʃuː)。「ス」にアクセントを置かず、”æ”(キャットの音)を意識しよう |
2. ベリー(Ferry) | Berry(ベリー/果物)と間違われる フェリー乗り場もヘリ乗り場(ヘリコプター)に間違えられる(欄外に説明) | 「フェリー」の「フェ」を意識(フェリィ)。”f” の息を吐く音が大切 |
3. シティ(City) | CD(音楽のCD)と間違われる | スィティと、”s”の後に”i”をスッと滑らせる感覚で |
4. アイス(Ice) | Eyes(目)と誤解される | **アイス(aɪs)**と最後の”s”をはっきり。カタカナの「アイス」は誤解を生む |
5. ライス(Rice) | 「rice(ライス)」が「シラミ(lice)」に聞こえてしまうことがあります | 「r」の発音は舌を後ろに引いて軽く巻く(どこにも触れない) “l”(L音)は舌先を前歯の裏につけて発音する |
6. ホテル(Hotel) | オフィス(Office)などと聞き間違えられる | ホウテルに近い。「hoʊˈtɛl」のように”ho”を伸ばすイメージで |
7. タクシー(Taxi) | テキシーと聞こえることがある | **タクシー(tæksi)**は”æ”をしっかり。強く「タ」と発音しすぎない |
8. コーヒー(Coffee) | Copy(コピー)と誤解される | **カーフィー(ˈkɔːfi)**に近い。アメリカ英語なら「カーフィ」、イギリス英語だと「コーフィ」になる |
9. パーク(Park) | Pork(豚肉)と間違われる | **パーク(pɑːrk)**の「r」を巻き舌気味に、”pork”とは母音が違う |
10. ビーチ(Beach) | Bitch(スラングで下品な意味)に聞こえる | **ビーーチ(長く)」**と「イ」にしっかりアクセントを |
11. ショッピング(Shopping) | Shipping(配送)と間違われる | シャッピンに近く、”sh”の音を明確に、”o”は短く |
12. シール(Seal) | シー(海)と間違われる | **シィール(siːl)**で、”l”の巻き舌音を忘れずに |
13. レストラン(Restaurant) | 発音が曖昧すぎて通じないこと多い | レスターランのように聞こえる。ネイティブは”レストラント”とは言わない |
14. ハンバーガー(Hamburger) | Hammer(ハンマー)と間違われる | ハムバーガー(ˈhæmbɜːrɡər)。最初の”ham”を「ハム」と明確に |
15. ペン(Pen) | Pan(フライパン)と間違われやすい | **ペン(pɛn)**の”e”は短く、”n”でキュッと止める感覚 |
16. マクドナルド(McDonald’s) | 不明瞭で伝わらないことが多い | マクダーナルズに近く、語尾の「ズ」を忘れずに。アクセントは「ダ」 |
17. バス(Bus) | Bath(風呂)と間違えられる | **バス(bʌs)**は「ア」と「ウ」の中間の”ʌ”の音がポイント |
18. ドクター(Doctor) | Duck(アヒル)と間違われることも | **ダクター(ˈdɑːktər)**のように”dɑ”にアクセントを |
19. チケット(Ticket) | Chickenと間違われる人も… | ティケット(ˈtɪkɪt)。”ch”ではなく”t”音で始まる点に注意 |
20. エレベーター(Elevator) | 不明瞭になり「ヘリコプター?」と聞き返されることも | エレヴェイター(ˈɛləveɪtər)。「ヴェイ」にアクセントを |
✅ 「フェリー乗り場(ferry terminal / ferry port)」が、英語ネイティブに「ヘリポート(heliport)」と聞き間違えられることはあります。
特に、英語の発音に不慣れな日本人が「カタカナ読み」で“フェリー”と言った場合、以下のような理由でネイティブに「ヘリ」や「ヘリポート」と誤解されることがあるのです。
🔍 なぜ「フェリー」が「ヘリポート」に聞こえるのか?
✅ 1. 「ferry」の F 音がうまく発音できない
- 日本語には「F」音がないため、多くの人が “ferry(フェリー)” を「ヘリー」「ベリー」「フェリ」と曖昧に発音してしまいます。
- 特に「f」を 息を出す無声音として発音できていないと、「h」や「b」に聞こえる。
正しい音 | よくある誤解される音 |
---|---|
ferry → /ˈfɛri/ | “heri”, “berry”, “very” などに聞こえることも |
✅ 2. カタカナ発音では「フェ」と「ヘ」がほぼ同じに聞こえる
- 日本語では「ファ・フェ・フォ」といった発音が苦手な人が多く、「フェリー」が「ヘリー」に近くなってしまうケースが多いです。
- 結果、ネイティブには**「ヘリ=helicopter」や「heliport」**と連想されてしまう。
✅ 3. 「目的地の文脈」から誤解されやすい
例:
日本人旅行者:「アイ ワナ ゴー トゥ ザ フェリーポート」
(I want to go to the ferry port.)
→ ネイティブ:「ヘリポート??ああ、近くにヘリの基地あるよ!」と誤解する
特に「ニューヨーク」などでは、マンハッタン沿岸に フェリーターミナルとヘリポートが近くにあるため、文脈上でも間違われやすいです。
🛳️ 正しく「フェリー乗り場」と伝えるには?
✅ 使えるフレーズ例
- I want to go to the ferry terminal, please.
→ フェリーターミナルに行きたいんです - Could you take me to the Staten Island ferry terminal?
→ スタテン島フェリー乗り場までお願いします
✅ 発音のポイント
- ferry:/ˈfɛri/(フェ + リィ)
※「f」の時に上の歯と下唇で軽く息を出すことが超重要! - terminal:/ˈtɜːrmɪnəl/
→「ター」にアクセント、「ターミナル」ではなく「ターmノル」に近い
✅ カタカナ近似(注意して使う)
「フェリーターミナル」=フェリィ ターミノル
(「フェ」ではなく「フ+エ」の合成音 一文字として発音、「ノル」は軽く)
🔁 「ヘリポート」との比較
単語 | 発音 | 意味 |
---|---|---|
ferry | /ˈfɛri/ | フェリー(船) |
heliport | /ˈhelɪˌpɔːrt/ | ヘリコプターの発着場 |
🎯 よくある誤解の例(リアルな会話)
旅行者:I want to go to the フェリーポート.
運転手(ネイティブ):Oh, heliport? There’s one on the West Side.
→ 🚁 結果 → ヘリポートに到着してしまう…!
✅ 結論:あり得ます。でも防げます。
- **発音の違い(FとH)**に気をつければ、防げる誤解です。
- 特に「ferry」は日本人にとっては**「ベリー」や「ヘリ」と聞き間違えられやすい代表格**。
- 「F」の発音練習が一番のカギです!
これは特に、「R」と「L」の発音の違いが原因です。
✅ 「rice(ライス)」が「シラミ(lice)」に聞こえてしまうことはあります。
🍚 Rice(ライス) vs 🐛 Lice(ライス)
単語 | 意味 | 発音記号 | 発音の違い |
---|---|---|---|
rice | ごはん | /raɪs/ | R音(舌を巻く) |
lice | シラミ(複数形) | /laɪs/ | L音(舌先を前歯の裏につける) |
🎯 発音の違いを詳しく解説
✅ R(rice の R)
- 舌を後ろに引いて軽く巻く(どこにも触れない)
- 音は「ル」や「ラ」とも違い、日本語にない音
- 口はややすぼめて、空気だけで出すように言う
例:rice → /raɪs/ → 「r」は「うー」と言うときの口+舌を引く
✅ L(lice の L)
- 舌先を上の前歯の裏にピタッとつける
- 音がはっきり「ラ・リ・ル・レ・ロ」に近くなる
- 「ライス」と言うとき、舌が前に出ていると lice に聞こえる
例:lice → /laɪs/ → 「ライス」の「ラ」が明るくクリアに聞こえる
💬 どんな場面で間違いが起きるの?
旅行中のレストランやファストフード店などで:
あなた:Can I have some rice?(ご飯をください)
ネイティブ:(Lと聞き間違え)”Lice?”(え、シラミ!? 😳)
…というちょっと恥ずかしい場面になってしまうことも。
✅ 通じる「rice」の発音にするコツ
- 「ら」ではなく、舌を引いて「るぁいす」に近く言う
- 口をややすぼめて息を出すように「r」の音を出す
- 「l」と違って舌先はどこにも当てないのがポイント!
🎧 練習比較(聞き分け)
単語 | 発音 | カタカナ近似 | ネイティブが聞く印象 |
---|---|---|---|
/raɪs/ | ルァイス(舌を巻く) | 🍚 ごはん | |
lice | /laɪs/ | ライス(舌を前に) | 🐛 シラミ |
- 英語ネイティブに誤解されるケース
- ✅ ネイティブに誤解されやすい英単語20選と対策
- 🔍 なぜ「フェリー」が「ヘリポート」に聞こえるのか?
- 🔁 「ヘリポート」との比較
- 🎯 よくある誤解の例(リアルな会話)
- ✅ 結論:あり得ます。でも防げます。
- 🍚 Rice(ライス) vs 🐛 Lice(ライス)
- 🎯 発音の違いを詳しく解説
- 💬 どんな場面で間違いが起きるの?
- ✅ 通じる「rice」の発音にするコツ
- 🎧 練習比較(聞き分け)
- 🔁 補足:単数と複数
- ✅ まとめ
- 🔤 発音のポイント一覧(ネイティブに通じるための20語)
- 🎯 発音練習のポイントまとめ
- 🔍 なぜ「フェリー」が「ベリー」に聞こえてしまうのか?
- ✅ 正しい「ferry」の発音方法
- ✅ 聞き分けの例(YouTubeや辞書サイトで実際に聞くと効果大)
- 🎯 練習用フレーズで確認してみましょう
- 💡 補足:通じる英語にするコツ
- 🎧 練習にオススメの無料サイト
- ✍️まとめ
- 🔍 発音を正確にするためのコツ
- 日常英会話文を10例
- 🗣 英会話例文10選と発音ガイド
- ① I want to go see the Statue of Liberty.
- ② Where can I catch the ferry?
- ③ This city is really beautiful.
- ④ Can I have an ice coffee?
- ⑤ I’d like some rice, please.
- ⑥ Let’s take a taxi to the hotel.
- ⑦ I stayed at a nice hotel downtown.
- ⑧ I drank too much coffee this morning.
- ⑨ Let’s meet at the park.
- ⑩ We bought tickets at the station.
- 💡 注意点まとめ
- 📘 おすすめの練習法
- 関連投稿:
🔁 補足:単数と複数
- 「louse(ラウス)」=シラミ(単数)
- 「lice(ライス)」=シラミ(複数形)
なので、特に「ライス」と発音してしまうと、複数形の「シラミ」と聞こえてしまいやすいんですね。
✅ まとめ
- 「rice(ごはん)」を伝えるには、R音を正しく出すことがとても重要!
- カタカナの「ライス」は、ネイティブには「lice(シラミ)」に聞こえる可能性があるので注意。
- 「R」と「L」の違いは、日本人英語学習者にとって最大の難所のひとつですが、練習すれば確実に身につきます!
🔁 ご希望があれば、RとLの聞き分け練習教材やブログ記事、また日常英会話フレーズに応じた解説記事もご提案できます。お気軽にどうぞ!
舌の位置や口の形
英語の発音は、**アクセント(stress)**だけでなく、**舌の位置や口の形(口腔の動き)**がとても大事です。
以下に、先ほどの20単語についてそれぞれ:
- ✅ アクセント位置(どこを強く言うか)
- ✅ 舌の位置
- ✅ 口の形
を具体的にまとめました。小学生〜英語初心者の方にもわかりやすい表現で解説しています。
🔤 発音のポイント一覧(ネイティブに通じるための20語)
単語 | アクセント位置 | 舌の位置 | 口の形 | コメント・補足 |
---|---|---|---|---|
Statue | STAtue(最初) | 舌先を下に、”tʃ”で一瞬跳ねる | 「ア」の時は口を横に広げる | 「スタチュー」ではなく「スタ・チュ」 |
Ferry | FErry(最初) | “f”で上の歯と下唇を軽く触れる | “e”は笑顔で「エ」 | “ベリー”じゃなく「フェリー」 |
City | CIty(最初) | “t”の前で舌を上の歯の裏につける | 「i」は口を少し広げる | 「スィティ」に近い音 |
Ice | ICE(単語全体) | 舌は動かさず | 「アイ」と言いながら口をすぼめる | “Eyes”と区別するため”s”を強めに |
Rice | RICE(単語全体) | “r”で舌を丸めて後ろへ引く | 「ア」に近いけど”i”は長く | 「l」と混同しないよう注意 |
Hotel | hoTEL(後ろ) | “t”の音で舌を一度上の歯の裏につける | 「o」は唇を突き出す | 意外と後ろにアクセントが来る単語 |
Taxi | TAxi(最初) | “t”は舌を軽く跳ねさせる | 「a」は口を軽く開ける | 「テキシー」にならないよう注意 |
Coffee | COFfee(最初) | “f”は下唇に軽く歯を当てる | 「o」は「カ」に近い音で口をすぼめる | アメリカ式なら「カーフィー」 |
Park | PARK(単語全体) | “r”で舌を後ろに引いて巻く | 「アー」で口を縦に開ける | 「pork」と母音が違う |
Beach | BEACH(単語全体) | 舌はほとんど動かさない | 「イー」で口角を広げる | 「bitch」と言い間違えないように長く |
Shopping | SHOPping(最初) | “sh”は舌を上あごに近づけるだけ | 「o」は短く「オ」 | “sh”をしっかり出すことが大事 |
Seal | SEAL(単語全体) | “l”の時に舌を上の歯の裏に当てる | 「イー」で口を横に広げる | 最後の「l」で舌をピタッと |
Restaurant | REStaurant(最初) | “r”で舌を巻く動き | 「e」は軽く開ける | ネイティブは「レスタラント」に近い発音 |
Hamburger | HAMburger(最初) | “h”は息をしっかり吐く | 「æ」は「エ」と「ア」の間 | 「ハン」ではなく「ハム」に近い音 |
Pen | PEN(単語全体) | “n”の時舌先を上の歯の裏に押し当てる | 「エ」+「ン」で短く | 「Pan」と区別するため鼻音を意識 |
McDonald’s | mcDONald’s(中間) | “d”の直前で舌を一瞬上につける | 「o」は唇を丸めてやや強く | アクセントは「ド」! |
Bus | BUS(単語全体) | 舌はあまり動かさない | 「ア」と「ウ」の間の音。口をやや開ける | 「bath」と間違えないように短く強く |
Doctor | DOCtor(最初) | “d”は舌を跳ねさせる | 「ɑ」では口を大きく縦に開ける | 「ドクター」より「ダクター」に近い |
Ticket | TICket(最初) | “t”で舌を軽く上につける | 「i」は短く、口を少しだけ開く | “Chicken”と混同しないように注意 |
Elevator | ELevator(最初) | “l”の時に舌先を上につける | 「e」は口を軽く開いて「エ」 | 中間「ヴェイ」にもしっかり力を入れる |
🎯 発音練習のポイントまとめ
- “R”の発音:「ラリルレロ」ではなく、舌を巻いて後ろに引く音。「空気だけが出ている」感覚で。
- “L”の発音:舌先を上の前歯の裏にピタッとつけて発音。巻き舌にならないよう注意。
- “F/V”の音:上の前歯と下唇で息を吐く。歯と唇が触れる音。
- “TH”の音:舌先を軽く前歯に挟んで「スー」または「ズー」のように息を出す。
- アクセントを強く言う部分は、声を大きく・ゆっくり・高く。逆に他の部分は弱く短く。
日本人が「フェリー」と言ったつもりでも、ネイティブには「ベリー(berry)」に聞こえることがよくあります。
これは、主に以下のような発音の違い・音の曖昧さが原因です。
🔍 なぜ「フェリー」が「ベリー」に聞こえてしまうのか?
✅ 1. 日本語には「F」と「V」の明確な区別がない
- 日本語の「ファ・フィ・フェ・フォ」は、外来語としてはあるけれど、日常会話で使われることが少ない音です。
- そのため、多くの日本人が「f(無声音)」を「b(有声音)」に近い濁った音で発音してしまう傾向があります。
- フェリー(ferry) → ベリー(berry) に聞こえる
✅ 2. 「F」の発音方法ができていない
- 英語の f音(f /f/) は、上の前歯と下唇を軽く当てて、息だけを出す音です。
- これに対して「b音(/b/)」は、両唇を閉じて一瞬止めたあと、破裂させるように発音します。
- もし 息の音が足りず、唇だけで「フ」と言っていると、ネイティブには「b(ベ)」と勘違いされやすくなります。
✅ 3. 母音の違いがあいまい
- 「ferry」 の「e」は短い「エ」に近い音(/ˈfɛri/)
- 「berry」 も実は音はほぼ同じ(/ˈbɛri/)なので、fとbの区別がつかないと100%間違われるといっても過言ではありません。
✅ 正しい「ferry」の発音方法
- IPA(発音記号):/ˈfɛri/
- 発音手順:
- 上の前歯を下唇に当てる
- 唇を軽く開けた状態で「フー」と息を出す(声は出さずに空気だけ)
- そのまま「エリィ(ɛri)」と続ける
- カタカナ表記(近似):「フェリィ(フを息で出す)」
※「フェリー」と長く伸ばすと通じにくい
✅ 聞き分けの例(YouTubeや辞書サイトで実際に聞くと効果大)
単語 | 発音記号 | 音の違い |
---|---|---|
ferry(フェリー:船) | /ˈfɛri/ | 息を吐く「フ」+短いエリィ |
berry(ベリー:果物) | /ˈbɛri/ | 破裂音の「ベ」+エリィ |
🎯 練習用フレーズで確認してみましょう
✅ I want to take the ferry to Staten Island.
(スタテン島までフェリーで行きたいです)
☞ これを 「ベリー」 と言ってしまうと、
「果物と一緒にどこに行きたいんだ?」と混乱させてしまうかもしれません 😅
💡 補足:通じる英語にするコツ
- 英語では「通じない=文法が間違ってる」のではなく、「音」が違うから通じない ことが多いです。
- 音読 + シャドーイング + 録音確認で、正しいfの音を身につけると大きく改善されます。
🎧 練習にオススメの無料サイト
- YouGlish:単語を入力すると、ネイティブの動画で発音が確認できます。
- Forvo:世界中の人の発音が聞ける。
- [Google翻訳 音声再生]:単語を入力し、スピーカーアイコンを押すと音声が再生されます。
✍️まとめ
「正しい発音」はネイティブとスムーズに会話するための大切な鍵です。今回のように、単語ごとのアクセント・舌・口の形を意識するだけで、劇的に伝わり方が変わります!
🔍 発音を正確にするためのコツ
- カタカナに頼らないこと
- カタカナは便利ですが、英語本来の音とは大きく異なります。
- 母音の違いを意識
- 日本語の「あ・い・う・え・お」にない音が英語には多くあります(例:”æ”, “ʌ”, “ɜː” など)
- 子音を明確にする
- 特に “r”, “l”, “th”, “f”, “v”, “s”, “sh” などの違いを意識して練習するのが重要です。
- YouTubeや音声辞書で確認
- 文章ではなく「音」で覚える
- 単語の意味やつづりより、「聞こえ方」と「口の動き」を優先して身につけましょう。
日本人にありがちな「スペル読み」で英単語を伝えようとすると、全く違う意味に誤解されてしまうリスクが高いことがわかります。
旅行中のトラブルを避けるためにも、自分がよく使う単語だけでも正しい発音を意識して練習しておくと安心です!
日常英会話文を10例
以下に、先ほどの20単語の中から特に実用的な単語を含む日常英会話文を10例ご紹介します。それぞれについて:
- ✅ 英文
- ✅ ネイティブ音声(右側の3点でスピードを変えることが出来ます)
- ✅ 日本語訳
- ✅ アクセントの位置
- ✅ 発音のコツ(リエゾン・リンキングなど)
- ✅ カタカナでの近い音表記(ただし注意書きあり)
を やさしく、でも詳しく 解説しています。
🗣 英会話例文10選と発音ガイド
① I want to go see the Statue of Liberty.
- 日本語訳:自由の女神を見に行きたいんです。
- アクセント:STAtue(スタチュー)、LIBerty(リバティの「リ」)
- 発音ポイント:
- 「go see」は【ゴウスィー】と繋がる
- 「Statue of Liberty」は【スタチュー・オヴ・リバティ】で、「of」は曖昧母音で弱く
- カタカナ近似:ゴウスィー ザ スタチューオヴリバティ
☞ カタカナで「スタチュー・オブ・リバティー」でも近いが、「スタチュー」が誤解されやすいので注意!
② Where can I catch the ferry?
- 日本語訳:フェリーはどこで乗れますか?
- アクセント:FErry(フェに)
- 発音ポイント:
- 「can I」は【キャナイ】または【カナイ】にリエゾン
- 「catch the」→ 【キャッチザ】
- カタカナ近似:ウェア カナイ キャッチ ザ フェリィ
☞「ベリー」と言ってしまうと果物に聞こえます
③ This city is really beautiful.
- 日本語訳:この街は本当にきれいだね。
- アクセント:CIty(シに)
- 発音ポイント:
- 「really」は【リァリー】とやや曖昧
- 「city」は「スィティ」
- カタカナ近似:ディス スィティ イズ リァリィ ビューティフル
④ Can I have an ice coffee?
- 日本語訳:アイスコーヒーをもらえますか?
- アクセント:ICE
- 発音ポイント:
- 「have an」は【ハヴァン】にリンキング
- 「ice coffee」は【アイスコーフィー】(※アメリカ発音)
- カタカナ近似:キャナイ ハヴァン アイス コーフィー
☞「アイズ」と間違えないように!
⑤ I’d like some rice, please.
- 日本語訳:ご飯をお願いします。
- アクセント:RICE
- 発音ポイント:
- 「I’d like」は【アイドライク】とつながる
- 「rice」は”r”で舌を巻くこと!
- カタカナ近似:アイドライク サム ライス プリーズ
☞「ライス」と「ライツ」は聞き間違えられがち
⑥ Let’s take a taxi to the hotel.
- 日本語訳:ホテルまでタクシーで行こう。
- アクセント:TAxi(最初)
- 発音ポイント:
- 「take a」は【テイカ】
- 「to the」は【トゥザ】
- 「taxi」は【タクスィー】
- カタカナ近似:レッツ テイカ タクスィー トゥ ザ ホウテル
⑦ I stayed at a nice hotel downtown.
- 日本語訳:街中のいいホテルに泊まったよ。
- アクセント:hoTEL
- 発音ポイント:
- 「at a」は【アラ】にリンキング
- 「hotel」は「ホウテル」に近い音
- カタカナ近似:アイ ステイド アラ ナイス ホウテル ダウンタウン
⑧ I drank too much coffee this morning.
- 日本語訳:今朝コーヒーを飲みすぎた。
- アクセント:COFfee
- 発音ポイント:
- 「too much」は【トゥーマッチ】
- 「coffee」は「カーフィー」に近い
- カタカナ近似:アイ ドランク トゥーマッチ カーフィー ディス モーニン
⑨ Let’s meet at the park.
- 日本語訳:公園で会おう。
- アクセント:PARK
- 発音ポイント:
- 「meet at the」は【ミータッザ】にリンキング
- 「park」は「パーク」ではなく「パーrク」、“r”を強く
- カタカナ近似:レッツ ミータッザ パーrク
⑩ We bought tickets at the station.
- 日本語訳:駅でチケットを買ったよ。
- アクセント:TICket(最初)、STAtion(最初)
- 発音ポイント:
- 「bought tickets」は【ボーティケッツ】
- 「at the station」は【アッザ ステイション】
- カタカナ近似:ウィー ボーティケッツ アッザ ステイション
💡 注意点まとめ
- カタカナはあくまで目安です。実際の発音とは100%一致しません。
- 英語特有の音(r, th, l, fなど)は、舌の位置・息の出し方・口の開き方で大きく意味が変わります。
- **リエゾン(音のつながり)**を意識すると、ネイティブに「自然に」聞こえます。
📘 おすすめの練習法
- 上記のフレーズを1日1個、真似して発音練習するだけでも効果大。
- YouGlishで文ごとにネイティブの発音を確認できます。
- 音読 + 録音 + 自分で聞き直す=効果抜群!
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