- Stayin’ Aliveをネイティブ並みに歌う方法
- 🟦 「Stayin’ Alive」における音の変化ポイント5選(発音詳細付き)
- ① 「life goin’ nowhere」
- ② 「I’m a woman’s man」
- ③ 「New York time」
- ④ 「you’re stayin’ alive」
- ⑤ 「got the wings」
- 🔚 まとめ
- 🟦 ネイティブが会話で自然に使う「音のつながり」10選(詳細解説付き)
- 🔰 前提:
- ① “Life goin’ nowhere” を使った会話例
- 🔍 発音ポイント:
- 🟨 意味(日本語訳)
- 詳しい解説:
- 💬 類似の言い回し(応用編)
- 🔍 発音のポイント:
- 🟨 意味(日本語訳)
- ✅ より自然な訳し方:
- 🧠 フレーズの解説
- ✅ まとめ
- ② “I’m a woman’s man” → 「アイマ ウーマンズマン」
- A: You’re always surrounded by women!
- 🟦 カタカナ表記(ネイティブの発音に近い)
- 🔍 発音ポイントの解説:
- 🟨 意味(自然な日本語訳)
- 🧠 フレーズの構造・解説
- ✅ まとめ
- 🟦 カ)タカナ表記(発音に近い)
- 🟨 意味(日本語訳)
- 🧠 ニュアンス
- ✅ まとめ
- ✅ まとめ
Stayin’ Aliveをネイティブ並みに歌う方法
Bee Geesの名曲「Stayin’ Alive」の歌詞の中で、単語が繋がることで発音が変化したり、省略される箇所を5つ選び、それぞれ詳細に解説したものです。
🟦 「Stayin’ Alive」における音の変化ポイント5選(発音詳細付き)
この曲は、ディスコミュージックのリズムとファルセットのボーカルが特徴で、英語のリエゾン(音のつながり)や省略が多く見られます。ネイティブのように歌いたい場合、発音の変化を理解することが重要です。
① 「life goin’ nowhere」
→人生がどこにも向かっていない→将来が見えない
原文歌詞:
“Life goin’ nowhere, somebody help me…”
発音変化:
- 「life」と「goin’」の間にある “g”音は省略され、スムーズに繋がります。
- 「goin’」の “g” も脱落(g-dropping)、音は 「ゴイン」ではなく「ゴイン’」 のように発音。
カタカナ表記:
ライフ ゴイン ノゥウェア
舌と口の形:
- 「life」 は、[f] の発音で上下の前歯で下唇を軽く噛みます。
- 「goin’」 は、語尾の -ing が「n」に近くなり、舌先を上あごにつけて止めます。
- 「nowhere」 は、唇を突き出すように「ノゥ」、舌を下げたまま「ウェア」。
息の吐き方:
- 「life」は短く歯の隙間から息を出します。
- 「goin’」から「nowhere」は、息を止めず一気に吐く感じで滑らかにつなげる。
② 「I’m a woman’s man」
私はひとりの女性の男だ(直訳)→俺は一途な男さ
原文歌詞:
“Well now, I get low and I get high, and if I can’t answer, I’ma woman’s man…”
発音変化:
- 「I’m a」がつながって、**「アイムア」→「アイマ」**のように聞こえます。
- 弱い音で「a」が早く発音されて一音節化。
カタカナ表記:
アイマ ウーマンズ マン
舌と口の形:
- 「I’m」 の「m」は、唇をしっかり閉じます。
- 「a」 は「ア」ではなく、曖昧母音(シュワ)で口はあまり開けない。
- 「woman’s」 の「w」は唇を突き出して丸くします。
息の吐き方:
- 「I’ma」はほとんど一息で軽く吐き出す。
- 息を止めず「woman’s」へ流れるように発音。
③ 「New York time」
ニューヨーク時間
原文歌詞:
“I’ve been kicked around since I was born in New York time…”
発音変化:
- 「York」と「time」が繋がり、「ク」と「タ」の間に切れ目がなくなる。
- 「York」 の語尾の「k」がほぼ消えて、**「ニューヨーッタイム」**に。
カタカナ表記:
ニューヨーッタイム
舌と口の形:
- 「New」 は唇を丸めて「ニュー」。
- 「York」 は「r」の音で舌を奥に巻きます。
- 「k」の音は出さず、すぐ「t」に移る。
- 「time」 は「t」で舌先を上あごに当ててから「アイム」と開放。
息の吐き方:
- 「York」から「time」へのつながりで一息で軽く吐く。
- 「k」の破裂は控えめにし、流れるように「time」へ。
④ 「you’re stayin’ alive」
あなたは生き続けている(直訳)→まだ生きてるね
原文歌詞:
“Ah, ha, ha, ha, stayin’ alive, stayin’ alive…”
発音変化:
- 「stayin’」の -ingが省略され「ステイン’」 になる。
- 「stayin’」と「alive」がつながり、**「ステインナライブ」**のように聞こえる。
カタカナ表記:
ステインナライブ
舌と口の形:
- 「stayin’」 の「t」はやや軽めに舌先を上あごに当てて音を切る。
- 「alive」 の「a」は曖昧母音、「l」は舌先を上の歯の裏につける。
息の吐き方:
- 「stayin’」から「alive」へは、一息でスッと抜ける感じ。
- 「alive」の「v」で下唇と上歯の間から振動させるように息を出す。
⑤ 「got the wings」
翼を手に入れた(直訳)→すごく調子がいい
原文歌詞:
“Got the wings of heaven on my shoes…”
発音変化:
- 「got」と「the」の間は繋がり、**「t」音が曖昧になり「ガッダ」**のように聞こえます。
- アメリカ英語では特に、「t」がフラップ音になり、舌を弾くように発音。
カタカナ表記:
ガッダ ウィングズ
舌と口の形:
- 「got」 の「g」は喉の奥、語尾の「t」は軽く舌を上あごにタップ。
- 「the」 の「th」は舌先を軽く前歯で挟むように。
- 「wings」 は唇を丸くして「ウィ」、舌は下げる。
息の吐き方:
- 「got the」は連続して一気に発音、息は止めず軽く流す。
- 「wings」は「s」でやや強めに息を吐く。
🔚 まとめ
「Stayin’ Alive」は、単語と単語のつながりがとても重要な曲です。特に、省略音(g-dropping) や リエゾン(音のつながり) が多用されているため、正しい英語の発音練習にも役立ちます。
こうしたポイントを意識することで、リスニング力も向上し、ネイティブらしい発音に近づけることができます。歌詞を何度も聞きながら、発音も真似してみてください。
🟦 ネイティブが会話で自然に使う「音のつながり」10選(詳細解説付き)
「Stayin’ Alive」の歌詞から取り上げた単語・表現(リエゾンやリンキングで音が変化するもの)をベースに、実際の会話でネイティブが使う発音の変化を含んだ例文を10個ご紹介します。
🔰 前提:
英語では、単語と単語が滑らかにつながって発音されることがよくあります。
この現象を「リエゾン(連結)」や「リンキング(音の接続)」、また一部では「**フラッピング(tがdっぽくなる)」**とも言います。
ここでは、以下の5つの表現に関連した発音パターンを元に会話例を作り、それぞれの発音ポイントを詳しく解説します:
- life goin’ nowhere
- I’m a woman’s man
- New York time
- stayin’ alive
- got the wings
① “Life goin’ nowhere” を使った会話例
会話例:
A: How’s your job these days?
(最近、仕事はどう?)
B: Honestly, I feel like my life’s goin’ nowhere.
(正直、人生が空回りしてる気がする)
A:How’s your job these days?
👉A:ハウズャ ジャブ ディーズデイズ?
🔍 発音ポイント:
- How’s your → 「ハウズャ」:
「your」は速く読まれて「ユア」や「ャ」に近く聞こえる - job → 「ジャブ」:
「ジョブ」ではなく「ジャ」に近い音 - these days → 「ディーズデイズ」:
“s”と“d”がつながってスムーズに発音される
🟨 意味(日本語訳)
👉 「最近、仕事はどう?」
👉 「仕事、うまくいってる?」
詳しい解説:
- How’s = How is(どうですか?)の省略形
- your job = あなたの仕事
- these days = 最近、近ごろ
➡️ 相手の近況をやわらかく聞く、とてもよく使われる表現です。
💬 類似の言い回し(応用編)
英語 | カタカナ表記 | 日本語訳 |
---|---|---|
How’s work going? | ハウズ ワーク ゴーイン? | 仕事は順調? |
Everything okay at work? | エヴリシング オーケー アット ワーク? | 仕事は大丈夫? |
B:Honestly, I feel like my life’s goin’ nowhere.
👉 B:アネスリ、アイフィルライク マイライフズ ゴインノゥウェア
🔍 発音のポイント:
- Honestly(アネスリ)
→ t が弱くなり「アネスリー」「アネスリ」に近い音になります。 - I feel like(アイフィルライク)
→「I」と「feel」がつながって一息で発音。 - life’s goin’ → 「ライフズ ゴイン」
→ 「goin’」は「g」が脱落して「ゴイン」と発音。 - nowhere → 「ノゥウェア」
→ 「ノウ・ウェア」ではなく、1語としてスムーズに言います。
🟨 意味(日本語訳)
👉 「正直なところ、自分の人生がどこにも進んでいないように感じる。」
✅ より自然な訳し方:
- 「正直、人生が空回りしてる気がする」
- 「正直に言うと、人生に進展がない気がする」
- 「本音を言うと、自分の人生が迷子になってる感じがする」
🧠 フレーズの解説
単語・表現 | 意味・解説 |
---|---|
Honestly | 正直に言うと(本音を前置きする表現) |
I feel like 〜 | 〜のように感じる、〜だと思う |
my life’s | my life is(人生が)の短縮形 |
goin’ nowhere | どこにも向かっていない、進展がない(=停滞・虚無感のある表現) |
✅ まとめ
英語フレーズ | カタカナ | 日本語訳 |
---|---|---|
Honestly, I feel like my life’s goin’ nowhere. | アネスリ、アイフィルライク マイライフズ ゴインノゥウェア | 正直、自分の人生がどこにも進んでない気がする |
② “I’m a woman’s man” → 「アイマ ウーマンズマン」
会話例:
A: You’re always surrounded by women!
(いつも女性にモテモテだね!)
B: Haha, I guess I’m a woman’s man.
(はは、俺は女に尽くすタイプなんだよ)
A: You’re always surrounded by women!
🟦 カタカナ表記(ネイティブの発音に近い)
👉 ユァ オールウェイズ サラウンディッド バイ ウィミン!
またはもっとスムーズに発音された形を表すなら:
👉 ヨァールウェイ サラウンディッ バイ ウィミン!
🔍 発音ポイントの解説:
- You’re(you are) → 「ユァ」または「ヨァ」
- 速く言うと「ヨァ」や「ヤー」っぽくなることも
- always → 「オールウェイズ」
- 最初の「オ」は強く、全体がなめらかに続く
- surrounded → 「サラウンディッド」
- 「r」は巻き舌気味、「-ded」の「e」は弱く、d音は軽く発音
- by women → 「バイ ウィミン」
- women は「ウィメン」ではなく「ウィミン」と発音されることが多い
🟨 意味(自然な日本語訳)
👉 「いつも女の人たちに囲まれてるじゃん!」
✅ 他の言い方:
- 「いつも女性にモテモテだね!」
- 「また女の子に囲まれてるよ〜」
- 「女の人によく囲まれてるよね!」
これは軽いからかいや驚き、ツッコミ、冗談交じりのコメントとして使われることが多いです。
🧠 フレーズの構造・解説
英語表現 | 意味 |
---|---|
You’re always ~ | 君はいつも~してる |
surrounded by ~ | ~に囲まれている(受け身) |
women | 女性たち(womanの複数形) |
つまり、
「女性たちに囲まれている状態が“常に”続いている」
というニュアンスになります。
✅ まとめ
フレーズ | カタカナ表記 | 日本語訳 |
---|---|---|
You’re always surrounded by women! | ユァ オールウェイズ サラウンディッド バイ ウィミン! | いつも女の人たちに囲まれてるね! |
B: Haha, I guess I’m a woman’s man.
🟦 カ)タカナ表記(発音に近い)
👉 ハハ、アイ ゲス アイマ ウーマンズ マン
よりネイティブらしく崩して聞こえる形だと:
👉 ハハ、アゲス アイマ ウーマンズマン
🔍 発音のポイント解説:
- Haha(ハハ)
→ 笑い声。「ハッハー」に近い軽い笑い。 - I guess(アイ ゲス)
→ 「g」は軽く。「アゲス」と聞こえることもある(速く言うと) - I’m a(アイマ)
→ 「I am a」の短縮形で、「アイマ」と一語のように発音 - woman’s man(ウーマンズマン)
→ 「woman’s」の s と「man」がつながってスムーズに聞こえる
→ woman は「ウーマン」ではなく「ウーマン(ンは弱め)」に近い
🟨 意味(日本語訳)
👉 「はは、まあ俺は一途な男ってことかな」
👉 「はは、俺は女に尽くすタイプなんだよ」
✅ 解説:
- Haha → 笑いながら軽く答えている
- I guess → 「たぶんね」「まあね」など、やわらかく自己評価する表現
- I’m a woman’s man →
「ひとりの女性に尽くす男」「モテるけど浮気しない男」という意味合い
🧠 ニュアンス
このセリフは、前のセリフ:
“You’re always surrounded by women!”
(いつも女性に囲まれてるよね)
に対する、軽い冗談交じりの返答としてよく使われます。
つまり:
「まあ、そうだね。俺はそういうタイプってことで(笑)」
という照れ隠し+自信が混じった感じです。
✅ まとめ
英語フレーズ | カタカナ表記 | 日本語訳 |
---|---|---|
Haha, I guess I’m a woman’s man. | ハハ、アゲス アイマ ウーマンズマン | はは、まあ俺は一途な男ってことかな |
必要であれば、「I guess」の使い方や、「a woman’s man」の他の文脈での意味もご紹介できます。お気軽にどうぞ!
- I’m a → 「アイマ」
- 「a」はほぼ無音に近く、シュワー音(ə) で一音にまとまる。
- woman’s は「w」で唇をすぼめる。語尾の「s」は次の「man」となめらかに繋がる。
③ “New York time” → 「ニューヨーッタイム」
会話例:
A: What time is your meeting?
B: It’s at 9am, New York time.
カタカナ表記:
ニューヨーッタイム
発音ポイント:
- 「York」のk音が弱く、ほぼ聞こえずに「t」と繋がる。
- 「New York」の「r」はアメリカ英語なら舌を奥に巻いて強く出る。
④ “Stayin’ alive” → 「ステインナライブ」
会話例:
A: How are you handling all this stress?
B: Just tryin’ to stayin’ alive, you know?
カタカナ表記:
ステインナライブ
発音ポイント:
- 「stayin’」の -ing → 「n」だけ残る
- 「stayin’」と「alive」がリンキングして、「n+a」→「ナ」 に。
- 「alive」では「l」は舌を上の前歯の裏に当てて発音。
⑤ “Got the wings” → 「ガッダ ウィングズ」
会話例:
A: How’d you manage to finish that project so fast?
B: I got the wings of motivation today!
カタカナ表記:
ガッダ ウィングズ
発音ポイント:
- “got the” → アメリカ英語では「t」が**フラップ音(dのように)**になる:ガッダ
- 「the」の「th」は舌先を上の前歯に軽く当てて摩擦音にする。
⑥ “What do you wanna do?” → 「ワダユワナドゥ?」
会話例:
A: It’s Friday night. What do you wanna do?
B: Let’s go out!
発音ポイント:
- 「What do you」→「ワダユ」:フラップ音 + 弱化
- 「wanna」は「want to」が縮約した口語表現。
⑦ “I’m gonna get it” → 「アイムガナゲリッ」
会話例:
A: That job looks tough.
B: I know, but I’m gonna get it.
発音ポイント:
- 「gonna」=「going to」の省略。
- 「get it」→ 「ゲリッ」になることが多い。tがフラップ音になり「d」に聞こえる。
⑧ “Could you help me?” → 「クヂュ ヘルプミー?」
会話例:
A: Excuse me, could you help me with this?
B: Of course!
発音ポイント:
- 「could you」→「クヂュ」
- 「d」と「y」が繋がって**[dʒ](ヂュ)** の音になる。
- よくあるリンキングの例。
⑨ “Did you see that?” → 「ヂュシーダッ?」
会話例:
A: Did you see that shooting star?
B: Yeah! It was amazing.
発音ポイント:
- 「did you」→「ヂュ」:同じく[d]+[j]でヂュ。
- 「see that」はそのままだが、ネイティブは「ダッ」に近く言う。
⑩ “Give me a sec” → 「ギミアセック」
会話例:
A: Are you ready?
B: Give me a sec.
発音ポイント:
- 「give me」→「ギミー」
- 「a sec」も繋がって「アセック」になる。
✅ まとめ
ネイティブは日常会話で、文法的には分かれている単語を自然に繋げて発音します。これはリズムを保つため、スムーズに話すための自然な現象です。
表現 | 自然な発音 | 技術名 |
---|---|---|
I’m a | アイマ | リンキング(母音同士) |
stayin’ alive | ステインナライブ | g-dropping + リンキング |
got the | ガッダ | フラッピング |
could you | クヂュ | 音変化(d + y) |
New York time | ニューヨーッタイム | 子音脱落 + リンキング |
ご希望であれば、こうした表現を練習する音声付き記事や、発音トレーニング用の教材も作成できます。お気軽にどうぞ!
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